自然の泉/Natural Spring
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このようなカードは盤面にまったく影響を及ぼさないため、単なる一時しのぎにしかならない場合がほとんどである。例えば8/8のクリーチャーに毎ターン攻撃されている状況でこのカードを使っても、1ターンの延命にしかならない。それならば、闇への追放/Dark Banishingなどで脅威となるクリーチャーを除去し、それ以降のダメージを受けないようにする方がよい。
また、得られるライフの量もマナ・コストに対して少なく、命の川/Stream of Lifeよりはマシだが滋養/Nourishと比べると効率が悪い。
構築戦では、The Finals97で景山太郎が使用したストンピィにバーンなどの速攻デッキ対策としてサイドボードに採用されていたが、テンペスト期以降では他にもっと有用なものが多いため出番はなかった。
リミテッドでも、溶岩の斧/Lava Axeを大量に抱えたデッキと当たった際にサイドボードとして使用する程度である。
- 8点のライフ・アドバンテージを得られる呪文と見れば、黒の魂の饗宴/Soul Feastとは色の違いしかないが、単体で対戦相手を倒せる可能性があるかどうかによって、両者の評価が分かれる。
- ちなみに、相手にダメージを与えてライフ・アドバンテージを得るプレイヤー火力は、5マナでは前述の溶岩の斧など、5点前後が相場のようだ。
- ポータル系列では「あなたは8点のライフを得る」というルール文章であった。ポータル三国志版の安楽泉/Spring of Eternal Peaceは現在もこのルール文章が用いられている。
参考
- カード個別評価:テンペスト - コモン
- カード個別評価:第10版 - コモン
- カード個別評価:第9版 - コモン
- カード個別評価:スターター - アンコモン
- カード個別評価:ポータル・セカンドエイジ - コモン
- カード個別評価:ポータル - アンコモン