卑屈な幽霊/Skulking Ghost
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十分高いパワーに回避能力も併せ持つウィニークリーチャー。対象に取る呪文や能力の全てが完全な除去になってしまうというマイナステキストを持っているため、死にやすいのが欠点。
構築環境で「呪文や能力の対象になる」とは、始めから「除去される」事と同義の場合も少なくない。タフネス1点の小型クリーチャーにおいては尚更で、むしろ有力なカードを使って除去される分には「2マナのカードでそれを消費させた」と前向きに考えても良いくらい。また、剣を鍬に/Swords to Plowsharesでゲームから取り除かれる事が無い、ドレイン呪文でライフを得られないなど、メリットとして働く事もある。
とはいえ、マイナステキストとして機能しないというわけでは無い。送還/Unsummonを打たれれば手札では無く墓地に行くし、アーナム・ジン/Erhnam Djinnに森渡りを貰った場合はもはや無駄死に。パーマネントが持つ起動型能力などは天敵になり得る。
カウンターポスト華やかなりし頃は、前述の様に剣を鍬に/Swords to Plowsharesを打たれてもしっかり墓地に行き、墓石の階段/Tombstone Stairwellのために墓地を肥やすことができた。
- 同様の能力を持つクリーチャーはタール坑の戦士/Tar Pit Warriorなど、数体いる。そのほとんどが黒。
- 脊髄移植/Spinal Graftはエンチャント先のクリーチャーに、死者の嘆き、崩老卑/Horobi, Death's Wailは自身も含めた全てのクリーチャーに、この「壊れやすさ」を追加する。これらは、相手クリーチャーを破壊する手段としても機能する。
- マジック史上初の「対象になったとき」という誘発条件を持つカードでもある。ミラージュにはもう1枚、絶望の荒野/Forsaken Wastesがある。
- 次元の混乱にて、青の霊糸の幻/Gossamer Phantasmとしてタイムシフト。