タミヨウの保管/Tamiyo's Safekeeping
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インスタント
あなたがコントロールしているパーマネント1つを対象とする。ターン終了時まで、それは呪禁と破壊不能を得る。あなたは2点のライフを得る。(呪禁と破壊不能を持つパーマネントは、対戦相手がコントロールしている呪文や能力の対象にならない。ダメージや「破壊」と書かれた効果では、それは破壊されない。)
パーマネント1つに一時的な呪禁と破壊不能を付与するインスタント。2点回復のおまけ付き。
レインジャーの悪知恵/Ranger's Guileや蛇皮のヴェール/Snakeskin Veilの亜種である防御カード。P/T修整こそないものの、呪禁だけでなく破壊不能も得られるので全体除去への耐性があるのが強み。大抵の場合この系統で最も信頼できるが、悪意ある機能不全/Malicious Malfunctionなどの全体マイナス修整への対応策としてはレインジャーの悪知恵や蛇皮のヴェールにわずかながら劣る。単なる除去耐性だけではなく、タフネスを越えるダメージが入るような戦闘でも生き残ることができるためコンバット・トリックとしても悪くない。
クリーチャーだけでなくパーマネントならなんでも対象にできるので、搭乗前の機体などを守ることができるのもメリット。極端な例としては絶滅の星/Star of Extinctionなど、対象を取る重い呪文を立ち消えさせて大損害を与えられる場合もある。
ストーリー
テゼレット/Tezzeretに現実チップ/The Reality Chipを操られ、放浪者/The Wandererのプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkが再び不安定化した。彼女は内から引き裂かれるような苦痛と戦いながら、チップを外してほしいと頼んだ。もはや自分を神河/Kamigawaに留めているものはこのチップではなく、香醍/Kyodaiとの絆であると言って。タミヨウ/Tamiyoはそれに同意し、チップに指先を押しつけた。やがてワイヤーが動き、放浪者の皮膚との融合を解いた(イラスト)。
タミヨウは自分の手に現実チップを繋げ、念動力を増幅して一体のメカを乗っ取った。彼女は放浪者、魁渡/Kaito、そして麻痺呪文で拘束したテゼレットとともに、メカを飛ばして永岩城/Eiganjoへと急いだ[1]。
現実チップがジン=ギタクシアスの手に渡らないようにするために、放浪者はそれをタミヨウに託した。
脚注
- ↑ Episode 5: Threads of War/メインストーリー第5話:次なる戦いへ(Magic Story 2022年1月27日 Akemi Dawn Bowman著)