黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon
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クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行、速攻
黄金架のドラゴンが攻撃するか呪文の対象になるたび、宝物(Treasure)トークン1つを生成する。
あなたがコントロールしている宝物は「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ2点を加える。」を持つ。
宝物の生成能力と、宝物が生み出すマナを倍にする能力を持ったカルドハイムのドラゴン。
5マナ4/4に飛行、速攻とアタッカーとしては十分な性能に加え、2つの誘発条件から生成される宝物からのマナ加速が強力。5ターン目に展開して即単体除去が飛んできても、それによって生成された宝物からのマナで除去を打ち消し、そのまま殴ることでもう一度宝物を生成でき返しのターンも隙ができない。また雷破の執政/Thunderbreak Regentと違い対戦相手の呪文に限定されてないので強化呪文がフリースペルのように働くと至れり尽くせり。
同じカルドハイムに収録されている予顕カードの中でも、とりわけ襲来の予測/Saw It Comingや多元宇宙の警告/Behold the Multiverseとはスムーズに連動できるだろう。また、攻撃と同時に宝物を生み、ダメージを与える前に宝物を消費する事が可能なことから海駆けダコ/Sea-Dasher Octopusとの相性は抜群。
登場時のスタンダードでは、早くより赤単アグロ、グルール・アドベンチャー、ティムール・ランプといった既存のデッキを強化した他、このカードを主軸に据えたイゼット・テンポが登場するなど躍進している。コンボパーツとしても優秀で、ジェスカイ変容の主軸として1ターンで大量の宝物を生成している。ローテーション後は同マナ域でサイズを上回る到達持ちを生成できるレンと七番/Wrenn and Sevenというアンチカードが登場したものの、依然としてグルール・アグロ、ラクドス・ミッドレンジ、イゼット・ドラゴンと多様なデッキで活躍する。
- モチーフは北欧神話などに登場するファフニールだろう。元はドワーフ(人間とも)だったが、神々に殺された弟の賠償金である黄金に目が眩み、父親を殺害。黄金を守るため毒を吐く竜(ワームとも)に変身したとされる。
MTGアリーナにおける再調整
MTGアリーナ専用カード
Goldspan Dragon / 黄金架のドラゴン (3)(赤)(赤)クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行、速攻
黄金架のドラゴンが攻撃するたび、宝物(Treasure)トークン1つを生成する。
あなたがコントロールしている宝物は「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ2点を加える。」を持つ。
2021年12月9日、Magic: The Gathering Arenaにおいて、アルケミーの実装と同時にアルケミーとヒストリックで使用できるカードに再調整が行われた[1]。打ち消しとの組み合わせによる除去耐性の高さを引き下げるため、能力の誘発条件から「呪文の対象になるたび」が削除され下方修正された。
参考
- 『カルドハイム』のトークン(Daily MTG 2021年1月20日)