崇拝/Worship
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エンチャント版Ali from Cairo。クリーチャーさえいればダメージでは死ななくなる。
エンチャントを破壊するのが不得意な黒や赤に対して、プロテクションを持つクリーチャーと共に使用すると効果的。黒は全体除去でクリーチャーを一掃したり、魂の饗宴/Soul Feastなどのライフロスを使ったりなどで一応対処可能だが、赤は全体除去もダメージによるものが多いため、プロテクション持ちが出ると単色デッキではほぼ対処不能に陥る。
ウルザズ・サーガで初出し、第7版~第9版に再録。環境に存在する除去やライフロス手段によって評価は変わるが、様々なクリーチャーデッキで用いられた実績を持つ。例えば親和が流行った2004年頃のスタンダードでは大霊堂の信奉者/Disciple of the Vaultのせいでほとんどお呼びがかからなかったが、大霊堂の信奉者が禁止カードになってからは白ウィニーなどでも見かけるようになった。
- 第8版を選ぼうにおいて、最下層民/Pariah・宿命/Kismetを抑えて勝利した。第10版を選ぼうでは白金の天使/Platinum Angelと再録を争ったが、今度は崇拝が負け、再録を逃した。
ルール
- この効果は「ダメージによりライフが1点未満に減少する」ということを置換するものであり、ダメージの量そのものは変更しない。
- たとえば、ライフが1点の状態で賛美されし天使/Exalted Angelからダメージを受けた場合、魂の絆能力は誘発し、賛美されし天使のコントローラーは通常どおりの点数のライフを得ることができる。
- 地震/Earthquakeなどで、ライフが0点以下になるダメージを受けると同時にあなたがコントロールするクリーチャーすべてに致死ダメージが与えられても、この効果は有効である。なぜなら、ダメージを与え終わってから状況起因処理がチェックされるため、この置換効果が適用される時点では、それらのクリーチャーは戦場に存在しているからである。その後でクリーチャーが破壊されても、「巻き戻って」ライフが0点以下になることはない。
- 鋭い痛み/Flaring Painを使われても、この効果はダメージを軽減するものではないため、ライフは0点にならない。
- ライフが0点以下の状態でダメージを受けた場合、この置換効果は適用されない。なぜならば、0点以下のライフは1点に「減少」することはないからである。
参考
- カード個別評価:ウルザズ・サーガ - レア
- カード個別評価:第9版 - レア
- カード個別評価:第8版 - レア
- カード個別評価:第7版 - レア
- Signature Spellbook: Gideon
- Amonkhet Invocations