ミッドレンジ
提供:MTG Wiki
ミッドレンジ(Midrange)とは、中マナ域のクリーチャーを中心としたデッキの総称。所謂中速デッキのこと。
ビートダウンの中でも、主にウィニーや高速ビートダウンと呼ばれるようなデッキは、軽いクリーチャーに特化し、1ターン目からアタッカーを展開することを理想としている。これに対し、初速の代わりにクリーチャー1体1体の性能を重視したのがミッドレンジであり、1マナの戦闘要員をほとんど採用せず、代わりに3~6マナ域を中心とするやや重めのクリーチャーを多用する傾向にある。
1マナのクリーチャーを用いる場合、それは後続のサポート役としての意味合いが強い。特に緑を含むミッドレンジではマナ・クリーチャーの採用が定番である。
また中速ビートダウンだけでなく、全体除去やカウンター、プレインズウォーカーなどのカードを採用した、ビート・コントロールないしコントロールタイプのものもミッドレンジに含めることがある。
ウィニーとの対決では、初動の遅れはクリーチャーの性能差で巻き返せるため、概ねミッドレンジ側が有利。一方コンボデッキやランプデッキに対しては手札・呪文に干渉する手段を持たない限り、ライフを0にする前に向こうが目的を達成してしまうことが多く、ウィニー以上に不利となる。
- midrangeは中間域、中範囲といった意味。