Deadhead
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ひょっとしたらタダでリアニメイトできるかもしれないゾンビ。その条件は「対戦相手が自分の手札に触れるのを止める」という不思議なもの。
戦闘時にはただの3/3なので、呪文や能力で積極的にリアニメイトするサイズではないが、上記のように結構な割合で勝手に戻ってくると考えれば4マナとしては悪いものではない。
- 未踏の開拓地/New Frontiersなどでプレッシャーを与えるのもよいかもしれない。「一方的に土地出し」か「3/3のおまけつき」か「一連の作業を片手で行う」の3パターンが考えられる。いずれにせよきつい。
- 欧米のカードゲームの伝統では、手札をテーブルに置く行為は、負けの意思表示と見なされ、そうでないときに手札から手を離すのはあまり行儀のよいことではないとされている。
- カード名はアメリカのロックバンド「グレイトフル・デッド(The Grateful Dead)」のファンの呼称「デッドヘッズ(Deadheads)」に由来する。フレイバー・テキストもさりげなく「the Dead」とDが大文字になっており、グレイトフル・デッドを指しているかのようにも読める。(→Get It?参照)
"I'm back from the Dead," the zombie moaned. "And they were far out, man."
ルール
以下斜体部はUnglued Rulings Summary(相良守人訳)より引用。
- 「触れるのを止める」とは、手札のいずれか1枚と直接の物理的接触を断つことを意味する。手札のうち1枚でも接触していれば触れているとみなされる。
- 対戦相手の手札のカードが1枚もない場合、「手札に触れるのを止める」ことがないため、誘発条件を満たすことはできない。
- 身体の一部であれば、手札に触れる部位はどこでもよい。ただし、グローブを含む服は身体の部位に含まれない。
- 最初から手札に触れていなければ、「触れるのを止める」こともない。上記のように衣服などは身体に含まれず「触れた」ことにならないため、手袋やハンカチや服の袖などを用いて「手札に触れずに」プレイしていれば誘発条件を満たすことはない。
- 手札の最後の1枚をプレイし、それから指を離したとき、「手札に触れるのを止めた」ことになるのかが分かりにくい。