コイロスの洞窟/Caves of Koilos
提供:MTG Wiki
インベイジョン・ブロック構築では、白黒の強力な多色カードの存在もあって、アリーナドレインのマナ基盤として活躍した。
第9版・第10版再録時も、オルゾフ・アグロや白黒トークンなどの多くのデッキで用いられた。
関連カード
- 塩の干潟/Salt Flats - テンペストのタップイン版であり、コイロスの洞窟の下位互換。
サイクル
アポカリプスの対抗色ペインランドサイクル。第9版から第10版まで友好色のペインランドとともに基本セットに再録されている。基本セット2015とマジック・オリジンでは対抗色のサイクルのみ再録された。
- コイロスの洞窟/Caves of Koilos
- シヴの浅瀬/Shivan Reef
- ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
- 戦場の鍛冶場/Battlefield Forge
- ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
アイスエイジの友好色ペインランドサイクル。第5版以降、第8版を除き第10版まで基本セットに再録され続けた。
- アダーカー荒原/Adarkar Wastes
- 地底の大河/Underground River
- 硫黄泉/Sulfurous Springs
- カープルーザンの森/Karplusan Forest
- 低木林地/Brushland
ストーリー
コイロスの洞窟/Caves of Koilosは、スラン帝国の首都であったハルシオン市の遺跡。当時はファイシス症に侵された下層市民が住んでおり、Cave of Damned(亡者の洞窟)と呼ばれていた。
ファラジの伝説では「古き者の眼」と呼ばれ、禁断の地とされていた。
スラン文明の時代から約4000年後、まだ少年だったウルザ/Urzaとミシュラ/Mishra兄弟とその師トカシア/Tocasiaの3人がこの地を訪れる。洞窟に『秘密の中心』という意味でコイロスと名付けたのはウルザである。
4000年の時を経てなお稼働していた洞窟内の施設の最奥部で、巨大なパワーストーン/Powerstoneを3人は見つける。若き兄弟が先を争って手を伸ばした結果、それは二つに割れ、ウルザとミシュラの手に一つずつ収まった。こうしてウルザが手にした片方がMightstone、ミシュラが手にした方がWeakstoneである。
かつて旧ファイレクシア/Phyrexiaへのポータルがあった場所であり、このパワーストーンこそがそのポータルを封印する役目を果たしていた。
プレインズウォーカー/Planeswalkerとなったウルザがファイレクシア人のザンチャ/Xantchaに連れられて再度この地を訪れている。 洞窟奥で待っていたギックス/Gixとウルザは闘うが、ウルザの身代わりとなったザンチャがこの地で命を落とすことになる。
ファイレクシア=ドミナリア戦争時においては戦略上の重要拠点であり、コイロスをめぐって両軍の激しい戦いが繰り広げられた(コイロスの戦い)。その戦いで司令官サーボ・タヴォーク/Tsabo Tavocがジェラード/Gerrardたちウェザーライト/Weatherlightのクルーに敗北する。が、洞窟内のポータルを使い、なんとかファイレクシアへの帰還を果たす。