伝説の
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伝説の/Legendaryは、パーマネントにつけられる特殊タイプの1つ。
解説
「伝説の」パーマネントはレジェンド・ルールの制約を受け、戦場に1つしか存在することができない。ストーリー上重要な人や場所、道具などがカード化された場合、この特殊タイプを持つことが多い。そんな重要なものが2つ以上同時に存在するわけがないので、イメージに合った特殊タイプといえる。
単に「雰囲気」で伝説をつけただけで背景ストーリーには登場しない人物や、登場はするが本筋とは特に関係ない脇役程度の人物もいる(伝説のピット・ファイター/Pit Fighter Legends)。またストーリーとは関係なく、ルールやゲーム・バランスとの兼ね合いでこの特殊タイプを与えられることもある(クラークの親指/Krark's Thumb)。
伝説でないカードと比べ、少し強めの傾向がある。わかりやすい例で言えば、今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Kondaは、サバンナ・ライオン/Savannah Lionsや栄光の探求者/Glory Seekerと比べても明らかにコスト・パフォーマンスが高い。レジェンド・ルール自体がある程度ペナルティ能力として扱われている証左と言える。
とはいえ完全なデメリットではなく、実際には「ややデメリットの側面が強い」という程度。複数枚戦場に出す必要がないカードなら問題になりにくいし、また時には「対戦相手の同じ名前のパーマネントに対して除去として使える」などのメリットにも成り得る。また、神河ブロックを中心にこの特殊タイプを参照、補助するカードも多い。(→「伝説」でテキスト検索)
- プロテクション(伝説のクリーチャー)を持つカードにサーボ・タヴォーク/Tsabo Tavocが存在する。
- 伝説の土地渡りを持つカードにLivonya Siloneと最後に訪れしもの、亜楡身/Ayumi, the Last Visitorが存在する。
- 不同の力線/Leyline of Singularityや、世界の源獣/Genju of the Realmの能力で、「伝説の」を持たせることができる。
- 「伝説の」を失わせる効果を持ったカードはコンフラックス現在、存在しない。鏡の画廊/Mirror Galleryでレジェンド・ルールを無視することはできる。
- プレインズウォーカーは、それぞれが伝説のごとき存在だが、そちらはレジェンド・ルールの改良版とでもいうべきプレインズウォーカー・タイプの制約を受けるので、「伝説の」という特殊タイプは持たされていない。