貴重品室の大魔術師/Magus of the Coffers
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解説
次元の混乱で新たに作られた大魔術師サイクル。黒の大魔術師は陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers。
とりあえずプレイするのに5マナもかかるため、陰謀団の貴重品室同様にコントロール向けのカードとなる。
クリーチャーになったため、アンタップ手段を用いた大量のマナ生成が行いやすくなった。またマナ加速が必要無い状況では、4/4というサイズを活かしたビートダウンも期待できないでも無い。
ただし、除去耐性が大きく下がっているのは他の大魔術師と同様。隣接しているラヴニカ・ブロックは、強力なクリーチャー除去呪文が溢れているブロックなので、黒でタフネス4と言っても容易に除去されてしまう。更に、同次元の混乱には滅び/Damnationも存在するため、自分の呪文に除去されてしまう事すらありえる。
また、陰謀団の貴重品室の流行はハルマゲドン/Armageddonの不在による所も大きかったのだが、次元の混乱には爆裂+破綻/Boom+Bustがある。 環境としてはやや厳しいと言わざるを得ず、居場所を見つけられるかどうかはこれからの動向次第である。
- ショックランドやヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmothの存在は追い風である。例え多色デッキでも、お膳立てさえ万全ならば十分なマナ加速が望める。
- 沼が6枚以上あれば、パルンズの剣/Sword of the Parunsで無限マナ。7枚以上なら威圧の杖/Staff of Dominationでも可。
関連カード
次元の混乱の大魔術師サイクル。過去の強力な土地と同じ効果の能力を持つ。括弧内は元になったカード。
- 幕屋の大魔術師/Magus of the Tabernacle(The Tabernacle at Pendrell Vale)
- バザールの大魔術師/Magus of the Bazaar(Bazaar of Baghdad)
- 貴重品室の大魔術師/Magus of the Coffers(陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers)
- 闘技場の大魔術師/Magus of the Arena(闘技場/Arena)
- 図書館の大魔術師/Magus of the Library(Library of Alexandria)