ヴェクの巫女/Oracle en-Vec

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2008年8月30日 (土) 20:22時点におけるヴぁ (トーク | 投稿記録)による版
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Oracle en-Vec / ヴェクの巫女 (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

(T):対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分がコントロールするクリーチャーを望む数だけ選ぶ。そのプレイヤーの次のターンの間、選ばれたクリーチャーは可能ならば攻撃し、他のクリーチャーは攻撃できない。そのターンの終了ステップの開始時に、選ばれたクリーチャーでこのターンに攻撃しなかったクリーチャーを破壊する。あなたのターンの間のみ起動できる。

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「次の対戦相手ターン攻撃するクリーチャー」を「あなたのターンの間に」決めさせるシステムクリーチャー(つまり、事前に相手がどのクリーチャーで攻撃してくるかを知ることができる)。それに加えて、攻撃に参加するはずが、そうしなかったクリーチャーを相手のターン終了時に破壊してしまう。

攻撃クリーチャー事前指定
次に攻撃してきそうなクリーチャーというのはを見れば大体予測はつくものだが、これは相手の攻撃計画を確定させてしまうため、想定外の奇襲的な攻撃クリーチャーの出現(速攻持ち、こちらのターン最後の瞬速持ち召喚トークン生産)などを防ぎ、戦術的な優位を築くことができる。
例えば、ボール・ライトニング/Ball Lightningヴィーアシーノの砂漠の狩人/Viashino Sandstalkerなどは攻撃不能になる。
破壊効果
また、タッパー休止/Cessationを併用すれば相手の攻撃を封じ込めることが可能。相手は破壊を恐れて、攻撃を控えざるを得ないというわけだ。これの能力使用後に和平交渉/Peace Talksなどで戦闘参加を禁止するのも破壊効果と相性が良い。
欠点
ただし、これ単独では相手の攻撃を直接防ぐことも、除去の役割も果たせない点に注意。能力を使えばタップ状態になるためブロッカーに回せないし、これ自身が除去されやすい1/1クリーチャーでしかない。相手のブロッカーを排除する除去呪文、相手のアタッカーを防ぐ壁役、そして、上述のような他のカードとのギミックを駆使しなければ満足に機能できないのだ。

クリーチャー戦が主体になるリミテッドで、長期戦に持ち込めるデッキなら居場所を見つけられるだろうか。構築での採用は難しい。

参考

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