劇作家の人形/Dramatist's Puppet
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リミテッドでは主に英雄譚の伝承カウンターが狙い目となる。神河:輝ける世界の英雄譚の第2面は挙動が遅いぶんマナ・コストに対する性能が高いというデザインになっているため、1ターン早く変身できることによる盤面への影響は大きい。逆に語られざるものの警告/Behold the UnspeakableなどII章の能力が強い英雄譚ならば、カウンターを取り除いて章能力を再利用するのも良いだろう。英雄譚を多く採用するデッキならば1枚挿しておくと安定性がそれなりに向上する。
もちろん+1/+1カウンターの操作にも使用できる。単純にクリーチャーの強化に使うだけならばもっと優れた性能のライバルが多いが、対戦相手の改善されたクリーチャーを未改善状態に戻すことで蜂起軍の無法者/Upriser Renegadeを弱体化させたりすることもできる。
- 同じETB能力を持つカードとして、過去に採石場の運び屋/Quarry Haulerが存在した。
- イラストの人形は永岩城の君主、今田/Konda, Lord of Eiganjoをかたどった物。かつて大口縄/O-Kagachiにとっての神性カウンターに相当する奪われし御物/That Which Was Takenを盗み取った人物である事を表現したETB能力なのだろう。尤も、このカードの能力はカウンターを取り除くだけで自分に移す事はできないし、そもそも神性カウンターを奪っても破壊不能は得られないので、ゲーム上で再現する事はできない。その点まで含んだ意味でのフレーバー・テキストなのかもしれない。
「物語が面白ければ、それが実話かどうかなんて関係ないのさ。」― 都和市の大道芸人、心
ルール
- 対象を取ることは強制である。カウンター操作を行いたくない場合はカウンターの置かれていないパーマネントを対象にするとよい。