逃走のまやかし/Getaway Glamer
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インスタント
放題(以下から1つ以上の追加コストを選ぶ。)
+(1) ― トークンでないクリーチャー1体を対象とする。それを追放する。次の終了ステップの開始時に、それをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
+(2) ― クリーチャー1体を対象とする。それより大きなパワーを持つクリーチャーがいないなら、それを破壊する。
トークン以外のクリーチャーの明滅と、最大のパワーを持つクリーチャーの破壊のモードを選び放題のインスタント。両方のモードを合わせることで、除去するクリーチャーをある程度制御できる。
3マナなら最も大きいクリーチャー、4マナなら2番目に大きいクリーチャーまで狙い打てると考えてよい。自分が最も大きいクリーチャーをコントロールしてしまっている場合は、明滅で一時的に隠す事で調整するわけだが、タンブルウィードの増大/Tumbleweed Risingなどで巨大トークンを生成してしまっている場合には通用しないのに注意。
いずれにせよ単体除去として使う分には、こちらのファッティを展開しにくかったり、小粒のクリーチャーを除去する事をあまり望めないやや不器用なものという事になる。その分、運が良ければ対戦相手が撃って来たクリーチャーを対象にする呪文を立ち消えさせつつ、対戦相手の主力クリーチャーにも除去を当てるという、2対1交換が狙えるという最大値の高さがウリ。ETBの使いまわしなどで積極的に明滅を活かせる構成でなら有用。
- 2つ目のモードで対象に選べるクリーチャーに制限はない。それより大きいクリーチャーがいないかは解決時に参照され、1つ目のモードでより大きいパワーを持つクリーチャーが追放されて条件を満たすならそれは破壊される。
登場時のアルケミーにおいては、強奪対策のサイドボードカードとして採用される。強奪されたクリーチャーを対象として明滅モードを唱えることで自分のコントロール下で戦場に戻すことができ、ボード・アドバンテージを大きく稼ぐことができる。
[編集] ストーリー
崩れゆくマーグ・タラナウ/Maag Taranauを脱出しようとするケラン/Kellan達であったが、アニー・フラッシュ/Annie Flashを殺さんとするアクル/Akulの襲撃を受ける。アニーの命を救うべく、ケランは自分の中に流れるフェイ/Faeの力に向き合う覚悟を決める。彼はその力を解き放ってアクルの精神を掌握し、崩れ行く宝物庫へと封じ込めたのであった(イラスト)。
宝物庫の崩壊に際し、ケランは、アクルが自分たちを追ってこられないようにした。
- ケラン・ザ・キッド/Kellan, the Kid、百戦錬磨、アニー・フラッシュ/Annie Flash, the Veteran、悔悟せぬ者、アクル/Akul the Unrepentantの中ではアクルのパワーが一番高いため、二番目のモードで優先して破壊することができる。
- 参考
- Episode 6: The Ballad of Thieves and Thunderslingers/第6話 盗人と雷撃ちのバラッド(Magic Story 2024年3月25日 Akemi Dawn Bowman著)
- Story Spotlight Cards for Outlaws of Thunder Junction/『サンダー・ジャンクションの無法者』注目のストーリー・カード(Card Preview 2024年3月29日 Natalie Kreider著)