不吉なモノリス/Sinister Monolith
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アーティファクト
あなたのターンの戦闘の開始時に、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
(T),2点のライフを支払う,不吉なモノリスを生け贄に捧げる:カード2枚を引く。起動はソーサリーとしてのみ行う。
打倒/Subversionめいたドレインを行う有色アーティファクト。
誘発のタイミングが自分の戦闘フェイズに変更され、戦闘前メイン・フェイズに出せば最初の誘発までの時間が短縮。マナ総量も1マナ軽い。代わりに多人数戦でも得られるライフは変わらず1点。
起動型能力として夜の囁き/Night's Whisperに近いライフロスと引き換えにしたドローも行える。デザインとしてはドレインでライフ・アドバンテージを確保した後に起動して、今度はカード・アドバンテージを得るという形。戦闘前メイン・フェイズに出してから戦闘後メイン・フェイズに起動してしまえば、合計で対戦相手と1点ずつライフを失った上で差し引き1枚分のカード・アドバンテージという形。もちろん、長期間維持すればカード・アドバンテージを得るまでが遅れる代わりに更にライフに差をつけることも可能。その間に除去されてしまうとドローは出来なくなるので、起動のタイミングはしっかり見計らいたい。リミテッドではクリーチャー同士が睨み合う展開ではじわじわとドレインを繰り返し、そうでなければ別のカードに変換して一気に蹴りをつける、或いは逆転の手段を探すといった用途が基本となるか。
構築の基準では少々重い。4マナかけた上で緩慢なアドバンテージ源とするのは難しいだろう。ライフと引き換えにしたドロー手段も豊富に存在するので基本的には考慮外だが、それらの中ではアーティファクトというのは比較的珍しく、この点を活用したコンボが見つかれば可能性はある、という程度。
- 「4マナ設置で、使い捨てのおまけ付き」という意味では不正相続/Ill-Gotten Inheritanceと近い。近年の自動ドレインはこの水準が相場になっているようだ。