パララクスの波/Parallax Wave
提供:MTG Wiki
Parallax Wave / パララクスの波 (2)(白)(白)
エンチャント
エンチャント
消散5(このエンチャントは、その上に消散(fade)カウンターが5個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。)
パララクスの波から消散カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。
パララクスの波が戦場を離れたとき、各プレイヤーは、パララクスの波によって追放された、自分がオーナーであるカードを戦場に戻す。
パララクスエンチャントの白版。 パララクス補充の根幹をなすカードであり、邪魔なクリーチャーをピンポイントで除去しておくことができる。 神の怒り/Wrath of Godとは違い全体除去ではないので、リベリオンなどのウィニーにも組み込まれた。 非常に用途が広く、ブロッカー排除、除去からクリーチャーを守る、当て逃げ、トークン除去、187クリーチャー再利用など、枚挙に暇がない。
- 理想主義の修道士/Monk Idealistやオーラ術師/Auramancerと組み合わせることで、使いまわすことが可能である。このギミックを使ったデッキとしてはブージャムなどがある。
- もみ消し/Stifleで「場を離れた時」の効果を打ち消すことで永久にクリーチャーをリムーブすることが可能である。→テンポラリーソリューション
- 本来意図していない動きをしたため、エラッタが出た。当初はリムーブ能力の「パララクスの波が場に出ている場合」の一文と、場を離れた時の能力の「パララクスの波以外の」の一文が無かった。まず前者だが、この記述が無い場合クリーチャーをリムーブするのに対応して自身を除去すると、「場に戻してから取り除く」ことになるので、クリーチャーはリムーブされたまま戻ってこなくなる。また、後者はオパール色の輝き/Opalescenceとの相互作用を考慮しての修正。自身がクリーチャーになるため自分自身を取り除くことが出来てしまい、その結果またカウンターが5個乗った状態で場に戻ってくる。それに加えて上記のトリックを使えば、ほぼクリーチャーを恒久的に除去できてしまっていた。
- 現在はエラッタにより上記の記述が追加され、こういうプレイングをすると他のクリーチャーをリムーブする部分を失敗し、自分自身も戻ってこなくなる為、不可能になった。
- 大抵のキッカー持ちクリーチャーの天敵。たとえキッカー・コストを払ってプレイしたとしても、これで一時的にでも除去されると、場に戻るときにはそれはキッカー・コストが払われてない状態で場に出たことになるため、カヴーのタイタン/Kavu Titanは単なる2/2になりさがり、スキジック/Skizzikはターン終了時に生け贄にしないといけない。