国王ダリアン四十八世/King Darien XLVIII
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
あなたがコントロールしていてこれでないすべてのクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
(3)(緑)(白):国王ダリアン四十八世の上に+1/+1カウンター1個を置き、白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークン1体を生成する。
国王ダリアン四十八世を生け贄に捧げる:ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャー・トークンは呪禁と破壊不能を得る。
全体強化、自身のサイズアップ、トークン生成、除去耐性付与と、クリーチャーの展開をサポートする能力を複数持つ伝説のクリーチャー。
伝説ゆえに複数体並べられないものの、3マナ全体強化能力持ちのクリーチャーの中では比較的硬めのタフネス3により安定感がある。ただし初期状態では同時登場した切り崩し/Cut Downの射程内である点は注意。
こうした全体強化能力を持ったクリーチャーは全体火力を受けて死亡すると強化が切れて強化先のクリーチャーも道連れ、といった事態になりがちであったが、自身を犠牲にして破壊不能を与えられるのでその点をある程度カバーしている。もちろん破壊系の全体除去に対しても有効である。ただし、除去耐性を付与できるのはトークンだけであるため注意したい。
自己強化+トークン生成の起動型能力は効果に対しコストがやや重めであり、積極的に狙っていくというよりはマナフラッドへの保険として運用した方が良いだろう。
クリーチャー同士の戦闘が主体となるリミテッドでは非常に強力。団結のドミナリアの白はトークンによる横展開をテーマに持っている点も追い風である。アルガイヴの徴募人、ベイルド/Baird, Argivian Recruiterとのシナジーも有力。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
- 偏執的な援護者、ステン/Stenn, Paranoid Partisan (白青)
- アーボーグのラタドラビック/Ratadrabik of Urborg (白黒)
- 復活したアーテイ/Ertai Resurrected (青黒)
- 老いざる革新者、ジョイラ/Jhoira, Ageless Innovator (青赤)
- 爪のライヴァズ/Rivaz of the Claw (黒赤)
- 太古の番人、ネマタ/Nemata, Primeval Warden (黒緑)
- 古代学者、メリア/Meria, Scholar of Antiquity (赤緑)
- 刃を持つ者、アスター/Astor, Bearer of Blades (赤白)
- 国王ダリアン四十八世/King Darien XLVIII (緑白)
- 陽気な呪文盗み、アイヴィー/Ivy, Gleeful Spellthief (緑青)
[編集] ストーリー
ダリアン四十八世/Darien XLVIIIはドミナリア/Dominariaの人間/Human(イラスト)。男性。4562AR現在の新アルガイヴ/New Argiveの王である。
新ファイレクシア/New Phyrexiaの潜伏工作員/Sleeper Agentの存在が発覚すると、彼は壁で新アルガイヴを覆い、侵略が終わるまで世界から自国を隔絶しようとした[注釈 1]。しかし助言者のベイルド/Bairdによる説得を受け、今やこの国王は脅威に正面から立ち向かう姿勢を見せている。
また、ステン/Stennに潜伏工作員の根絶を命じたのも彼である。ステンの無慈悲さを見込んでの人事であったのだが……。
- キイェルドー/Kjeldorの歴史上ダリアン/Darienという名の王が複数いたことを受けて生み出されたキャラクター[1]。「XLVIII世」になったのは、現代のアルガイヴ国王を表すためにありえないほど大きな数字をつけることが決まり、その中でも一番面白そうな値だったからである[2]。
[編集] 登場記事・登場作品
- Episode 2: Sand in the Hourglass/メインストーリー第2話:砂時計の砂粒(Magic Story 2022年8月11日 Langley Hyde著、名前のみ)
- The Legends You'll Find in Dominaria United/『団結のドミナリア』にて待ち受ける伝説たち(Feature 2022年9月1日 Roy Graham著)
[編集] 脚注
[編集] 出典
- ↑ @EthanFleischer(Ethan FleischerのTwitter 2022年9月9日)
- ↑ @EthanFleischer(Ethan FleischerのTwitter 2022年9月9日)
[編集] 注釈
- ↑ 「『団結のドミナリア』にて待ち受ける伝説たち」の日本語訳では「ダリアンは表舞台から退いて侵略が収拾するまで引き籠りたいと願った。」とダリアン自身が隠居するかのようにもとれるが、原文では"Darien wanted to withdraw from the world and put up walls until the invasion ran its course"と壁を作る→鎖国をするということが明確である。