プレイナー・アライ/Planar Ally
提供:MTG Wiki
リミテッドではジンの風予見者/Djinni Windseerと並んでコモンの強力な飛行戦力であり、継続的なダンジョン探索効果も魅力。パワー・ワード・キル/Power Word Killの除去範囲外というのも地味に効く。回避能力があるため、攻撃時に誘発するダンジョン探索も比較的積極的に狙える。
構築では流石に重い。また、スタンダード環境における火力の基準が3点なのもあって、タフネス3は不安が残る数値。
- 名前にAllyを含むが、クリーチャー・タイプの同盟者(Ally)は持っていない。
ダンジョンズ&ドラゴンズにおいて
原作TRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」においては、プレイナーアライ/Planar Ally は6レベルのクレリック呪文。宇宙的な力を持つ強力な存在に助力を乞い、その存在は己に忠実な1体のエレメンタル、セレスチャル、またはタナーリやバーテズゥを、術者を手伝わせるために遣わす。術者はそうやって遣わされてきた「プレイナー/他次元界のクリーチャー」に護衛や戦闘といった任務を頼む事ができるという呪文。プレイナーはあくまでも「アライ/仲間」であるため、多額の金銭や神への奉仕といった報酬を要求してくる。
- 上記の通り、原作におけるプレイナー・アライは天使に限らない。このカードは「プレイナー・アライ呪文で呼ばれた天使」という趣が強いと言える。
- この設定はマジック:ザ・ギャザリングにおける『クリーチャー呪文』という表現にも広く反映されている。クリーチャー・カードはあくまでもそれを通じてクリーチャーを異なる次元から召喚するための『呪文』を表したものというスタンスは初期から貫かれている。