廃墟の地/Field of Ruin
提供:MTG Wiki
土地
(T):(◇)を加える。
(2),(T),廃墟の地を生け贄に捧げる:対戦相手がコントロールしていて基本でない土地1つを対象とする。それを破壊する。各プレイヤーはそれぞれ、自分のライブラリーから基本土地カード1枚を探し、戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
基本でない土地を破壊する土地。幽霊街/Ghost Quarterの亜種。
起動コストが重い代わりにカード・アドバンテージを失わないのが特色。状況によっては、正しい使い方をしながら自分の色事故回避もできて一石二鳥になることもある。
イクサラン登場時のスタンダードではラムナプの遺跡/Ramunap Ruinsや水没遺跡、アズカンタ/Azcanta, the Sunken Ruinなど無視できない基本でない土地が存在するため、それらへの対策として主にコントロールデッキに採用されることがある。基本セット2020後ではスケープシフトがトップメタとなったことでしばしば見られるようになった。と言っても対策としてではなく、もっぱらスケープシフト側が死者の原野/Field of the Deadの誘発手段を兼ねて1枚投入する。ドミナリア参入後の青白コントロールでは、ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominariaのマイナス能力や暗記+記憶/Commit+Memoryによってライブラリーにバウンスしたカードを、シャッフルさせることで唱え直させないというギミックが組み込まれる例もある。
モダンでは主に青白コントロールなどに採用される。土地を伸ばすことが重要なコントロールデッキでは幽霊街よりも優先度が高い。基本土地自体をほとんど入れていないデッキも多く、色マナを縛る効果もスタンダード以上に期待できる。
エルドレインの王権発売に伴いローテーション落ちするもテーロス還魂記に再録され3ヶ月のブランクを経てスタンダードに復帰。アゾリウス・コントロールに1枚挿しされる。標的になるのは同型やファイアーズのヴァントレス城/Castle Vantressであることが多い。
- 幽霊街と異なり、探すことは強制である。多くの場合ほぼ変わりはないが、これにより書庫の罠/Archive Trapの代替コスト条件を自発的かつ強制的に満たすことが可能となっている。
- 全てのプレイヤーが探すことになるため、統率者戦などの多人数戦では対象となっていないプレイヤーに対してはマナ加速させてしまうことになるため注意。
参考
- 土地破壊カード
- 対特殊地形カード
- 土地サーチカード
- 非マナ能力を持つ土地
- カード個別評価:イニストラード:真夜中の狩り - アンコモン
- カード個別評価:テーロス還魂記 - アンコモン
- カード個別評価:イクサラン - アンコモン
- カード個別評価:時のらせんリマスター - 旧枠加工カード