最後の血の長、ドラーナ/Drana, the Last Bloodchief
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3度目のカード化となるドラーナ/Dranaで、マナ・コストとサイズは初代に戻った。今回は攻撃するたびに自分の墓地から伝説ではないクリーチャーを吸血鬼化してリアニメイトする。
リアニメイトするクリーチャーは防御プレイヤーが選ぶものの、+1/+1カウンターが置かれて戦場に出るため戦力としては十分。対象を取らないため塵へのしがみつき/Cling to Dustのような単体墓地対策カードで妨害されにくい利点にもなる。
リミテッドでは大型フライヤーにリソース補充能力がついた、まさにボムレアと呼べる代物。クレリックは秘宝の薬瓶/Relic Vialを擁するため、リアニメイト能力も活かしやすいだろう。もちろんパーティーの構成員にしてもよい。また、黒緑のアーキタイプである+1/+1カウンター利用ともシナジーを形成する。
一方、5マナのクリーチャーにしては能力に即効性がなく、リアニメイト先が選べない不確実さもあってか登場時のスタンダードでは目立った活躍を見せていない。
- 背景世界では、ゼンディカー/Zendikarにおいて同族を増やすことができる吸血鬼は血の長/Bloodchiefのみである。クリーチャー・タイプを吸血鬼にする能力はまさに最後の血の長にふさわしい。
関連カード
- カラストリアの血の長、ドラーナ/Drana, Kalastria Bloodchief
- マラキールの解放者、ドラーナ/Drana, Liberator of Malakir
- 最後の血の長、ドラーナ/Drana, the Last Bloodchief
- ドラーナとリンヴァーラ/Drana and Linvala
ストーリー
エルドラージ/Eldraziに対する他種族との共闘を終えたドラーナ/Drana。壊滅した吸血鬼/Vampire種族を立て直すため、新たな血の長/Bloodchiefを創造する手段を探している。
詳細はドラーナ/Dranaを参照。