かごの中の太陽/Caged Sun
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魔力の篭手/Gauntlet of Powerのリメイクで、自分だけが恩恵を得られるようになった分1マナ増えた。
特に単色デッキでの利用に向いており、爆発的なマナを生むことができる。しかし6マナというマナ・コストは、全体強化としてもマナ加速としてもかなり重い。マナ基盤が土地だけのデッキでは相手の展開に間に合わずに手遅れとなる可能性がある。
2つの能力は多くの場合噛み合っているとは言えないが、かつてミラーリの目覚め/Mirari's Wakeが正義の命令/Decree of Justiceと組んで活躍したように、トークンを生成するX呪文ならば両方を活かすことができる。同ブロックであれば白の太陽の頂点/White Sun's Zenithがよい相方。
リミテッドでは、一部のクリーチャーに+1/+1の修整を与えるだけでも戦況を有利に進められる。
- 後半の誘発型能力はマナ能力である(CR:605.1b)。他の誘発型マナ能力にある「マナを引き出す目的でタップされるたび、」の一文がないため、崩壊する痕跡/Crumbling VestigeのETB能力によってもマナを生み出すことができる。
- イクサランでの総合ルール更新以前は、「マナがマナ・プールに加えられることによって誘発する」ことが誘発型マナ能力の定義に無かったため、それによって誘発した場合にはマナ能力ではないという例外的な挙動を示していた。
- カーンの接触/Karn's Touchなどでクリーチャー化し、標準化/Standardizeなどで苗木にした上で生命と枝/Life and Limbを貼れば、かごの中の太陽自身が土地であるので、この能力によってこの能力が更に誘発する。当然のことながら、選択肢のない無限ループとなってそのゲームは引き分けになる。
参考
- 壁紙 (WotC,四段目)
- マナ能力を持つアーティファクト・カード
- カード個別評価:新たなるファイレクシア / ミラディン陣営 - レア