残忍な異形/Feral Abomination
提供:MTG Wiki
死ににくい接死持ちという点は評価できるが、例によってこのサイズで接死が役立つことは少ない。構築で6マナ出せるなら他のカードを優先すべきだろう。
リミテッドにおいては使いやすいシングルシンボルのファッティであり、始源のワーム/Primordial Wurmや茨の精霊/Thorn Elementalを単独で倒せる数少ないコモンクリーチャーでもある。複数ブロックに強いのも特長といえるが、苗木などのトークンが出やすい環境柄、チャンプブロックで足が止まりやすい点は留意しておきたい。
- 歴代のスラルの中で最大のサイズを持つ。
- スラルが新規収録されるのはドラゴンの迷路以来であり、5年ぶりのこと。「ドミナリア/Dominaria産のスラル」という括りにすればウルザズ・サーガの血の臣下/Blood Vassal以来であり、実に20年ぶり。
- イラストに描かれているスラルはThrull Championのイラストと酷似している。
- フレイバー・テキストではサーペイディア/Sarpadia大陸で氾濫しているスラルが、陰謀団/The Cabalによってアーボーグ/Urborg島に連れてこられたことが語られている。
「昔のアーボーグはいい場所だった。美しい火山や立派な死者の王。陰謀団がナイトメアやスラルを連れてきてからというもの、みんな虫のとこに行っちまった。」
― スカルタウンの噂好き、ミスター・ロストスプーンズ