貧乏デッキ
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貧乏デッキ(Budget Deck)は、そのフォーマット内で比較的低予算で組まれたデッキの総称である。あくまでそのデッキの属するフォーマット内での比較であるため、特にヴィンテージなどでは「貧乏」というほど安く作れない場合もある。
概要
具体的にはパワー9が投入されていないヴィンテージのデッキなどが該当する。超強力なカードを入れていない分見劣りするものの、構築とプレイングの如何でそこそこの戦果を残すことは可能である。
カード資産の少ないプレイヤーからすれば、あまりに非現実的な値段を持つパワーカード群を組み込むことは困難であるため、今後の動向ではこういったデッキも台頭してくるかもしれない。とはいえヴィンテージ環境の場合は、診断に出すと大方「パワー9を入れましょう」と言われてしまうのは宿命である(フリゴリッドなどの例外はあるが)。
エクステンデッドでは、他のデッキと比べ値段がかからないデッキとして青緑マッドネスが愛されていたが、金属モックス/Chrome Moxの登場により、完全に貧乏デッキ、とは言いきれなくなってしまった。
エターナル環境では基本的にデュアルランドとフェッチランドの存在により単色でない限りそれなりにお金がかかるものが多い。しかし、単色かつ比較的予算が少なくて済み、多色デッキとも渡り合えるデッキは結構存在する。例えば、主にレガシー環境において、ビートダウンではゴブリンやバーン、ドラゴン・ストンピィ、コントロールでは基本に帰れ/Back to Basicsを使った青単パーミッションなどが挙げられる。