対象のミノタウルス/Target Minotaur
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対象のミノタウルス/Target Minotaur (1)(赤)クリーチャー — ミノタウルス(Minotaur)・戦士(Warrior)
果敢(あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、ターン終了時まで、このクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。)
2/1アーティスト:Warren Mahy
「対象のクリーチャー/Target creature」という名前のクリーチャーがいる、という初心者によくある勘違いを実現してしまったカード。
性能そのものは果敢のみを持つフレンチ・バニラであり、銀枠らしさは薄く、つまりは扱いやすいカード。リミテッドなら優秀な戦力になってくれる。冒頭の勘違いをしている初心者に対しては「これが対象のクリーチャーだよ」と誘導することで、一種の避雷針として機能する……かもしれない。
- ケラル砦の修道院長/Abbot of Keral Keepの下位互換。
- オラクルに「target Minotaur」とあるカードは、Unstable時点ではAnaba Ancestorしかない。エルフやゴブリンのようなメジャーなクリーチャー・タイプならば、より勘違いさせることができたかもしれない。
- 4種類のイラスト違いがあり、様々な呪文の対象になっている(イラスト1/2/3/4)。
- ミノタウルスが選ばれたのは、過去のセットでミノタウルスがしばしば脈絡なく火力呪文の犠牲になっていたことが元ネタ[1]。
- これはウィザーズ社としても鉄板のネタ(?)のようで、公式サイトではこの題材で過去に3回も記事が執筆されている(→Sympathy for the Minotaur Part1,Part2,Part3)。
- オデッセイ・ブロック以来久しぶりに、「Target」が「対象の」と訳された。さすがに、「ミノタウルス1体を対象とする。それは」とするわけにはいかなかったのだろう。
フレイバー・テキスト
"Not again!"
「またかよ!」
- 黄泉からの帰還者/Revenantのハンス/Hansも、同じようなことを言っている。
関連カード
それぞれのカードについて、イラストかフレイバー・テキスト、またはその両方が異なる4種類の変種が存在する。
- アマチュア監督/Amateur Auteur
- 小説精霊/Novellamental
- とてつもなく遅いゾンビ/Extremely Slow Zombie
- 対象のミノタウルス/Target Minotaur
- 見世物のビースト/Beast in Show
他にも、アーティファクトに詮索好きの殺人ボット/Curious Killbotが存在する。