肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder
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クリーチャー — ゾンビ(Zombie) 戦士(Warrior)
肉袋の匪賊が戦場に出たとき、各プレイヤーはそれぞれクリーチャーを1体生け贄に捧げる。
3/1CIP能力として無垢の血/Innocent Bloodを内蔵したゾンビ。
無垢の血は自分がクリーチャーをコントロールしていないことでデメリットを無効にできたが、これは自身がクリーチャーなのでそういった使い方はできない。しかし、自身を生け贄として利用することで、1マナ重い残酷な布告/Cruel Edictとしての利用ができるようになっている。
他のクリーチャーを生け贄に捧げてもいい状況なら3/1のおまけの付いた無垢の血に、あるいは、これ自身を生け贄に捧げるなら残酷な布告となる柔軟さが持ち味と言える。アラーラの断片の新しいキーワード能力である蘇生との相性もなかなか。
また、ゾンビは墓地からの回収も比較的容易な種族(アンデッドの王/Lord of the Undeadなど)。使いまわせるのなら1マナ重くとも残酷な布告として連打するのも効果的。
- CIP能力に対応して火力などで除去されると、予定外のクリーチャーを生け贄に捧げるはめになる事も。特に、除去耐性があるフィニッシャーをコントロールしている時には要注意。逆に、クリーチャーをコントロールしていない時に、CIP能力に対応して殺戮の祭壇/Carnage Altarなどのコストに充てることで、アドバンテージを得られるメリットもある。
- 運命再編にて同型再版の無慈悲な処刑人/Merciless Executionerが登場。
ストーリー
肉袋の匪賊/Fleshbag Marauderはグリクシス/Grixisのアンデッドの一種。この汚らしい肉の塊である肉袋は、屍骸やゾンビをつなぎ合わされた身体に傷だらけの腕や移動用の間に合わせの脚部を生やし、エネルギー源として破滅蜂/Banewaspや蟲の生命力(ヴィス/Vis)を使って動かされている。大きさは普通、犬や小さな子供ほど。イラスト1、イラスト2。
さながらブラッド・ペット/Blood Petのように、貴重な生命エネルギーのヴィス/Visを一時的に納める器としても用いられる。フレイバー・テキストでもグリクシスの屍術師/Necromancerや悪魔の間では一般的な通貨として扱われるとされる。
あるいは、屍術師が人型生物の幽霊を用いて生み出した場合は肉人形/Fleshdollと呼ばれ、時にはオーガやそれを超える巨人並みの大きさになる。
- エリーザ/Elizaの配下には肉人形の存在が確認できる。
- マルフェゴール/Malfegorの軍団にも肉袋が存在している(小説Alara Unbroken参照)。
- 「Fleshdoll」はタカラトミーのアラーラ観光ガイドでは「肉人形」と訳されている。