コンボデッキ
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==参考== | ==参考== | ||
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2011年4月6日 (水) 00:55時点における版
コンボデッキ(Combo Deck)は、デッキタイプの1つ。コンボによって勝利することを目的としたデッキの総称。
大量のアドバンテージを得ることができるか、それ自体が勝利に直結するような強力なコンボを使用する。コンボに特化することによって成功率と速度は高まるが、そのようなデッキは往々にして偏った構成になっているため、一度失敗すると何もできずに敗北することが多い。
コンボが"失敗しても"コンボパーツ自体が単体である程度戦えるような、安定感のあるデッキは強力である。しかし、コンボの成功率が高すぎて"失敗しない"デッキは、それ以上に脅威である。
稀に、高確率かつ高速で、失敗しても立て直しが利く、爆発力と安定感を兼ね備えたコンボデッキが誕生する。このようなデッキはトーナメントを荒らす原因となるため、キーカードの禁止カード指定などで規制される。
瞬殺コンボデッキの場合、相手のデッキタイプにかかわらず戦えるが、"相手を無視している"ことでもあるため、対戦ゲームとして問題があるとされる。→ソリティア
コンボデッキの一例
過去、スタンダードにおいて二度禁止カードを生み出したのは、いずれもコンボデッキが原因である。
1998年10月、ウルザズ・サーガが発売され、数多くのコンボデッキを生み出した。特に、トレイリアのアカデミー/Tolarian Academyで大量のマナを生み出し、天才のひらめき/Stroke of Geniusで撃ち込むコンボがあまりにも強力だったため、1998年12月、トレイリアのアカデミーは禁止されてしまった。
しかし、まだ多くのコンボデッキが猛威を振るっていたため、1999年3月、マジックの歴史に於いてこれまでにない枚数のカードが禁止された。その中でも記憶の壺/Memory Jarは、DCIの緊急声明による決定で、スタンダードの最速記録である。ちなみに、記憶の壺が収録されたウルザズ・レガシーは、1999年2月発売である。
それから5年後の2004年2月、ダークスティールが発売された。そこに収録された頭蓋骨絞め/Skullclampと電結の荒廃者/Arcbound Ravagerのコンボが当時のメタデッキ、親和に組み込まれた。
その後、2004年6月に頭蓋骨絞め、2005年3月に電結の荒廃者を含む8枚のカードと、1年以内に9枚のカードが禁止カードに指定された。