Cyclopean Tomb
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2010年1月10日 (日) 23:42時点における版
アーティファクト
(2),(T):沼(Swamp)でない土地1つを対象とする。その上に湿地(mire)カウンターを1個置く。その土地は、その上に湿地カウンターが置かれ続けているかぎり沼である。あなたのアップキープの間にのみ起動できる。
Cyclopean Tombが戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、ゲームの残りの間、あなたの各アップキープの開始時に、いずれかの土地からCyclopean Tombによって置かれ、Cyclopean Tombによって取り除かれたことがない湿地カウンターをすべて取り除く。
初期のマジックにしばしば見られた「なぜこの色にだけ?」というようなアーティファクトの1つ。土地を強制的に沼に変えてしまい、それはこのカードが戦場にあるかぎり直らない。
土地タイプを変えてしまうため、黒以外のデッキにとっては色マナ供給力が低下する、一種の土地破壊のような効果を生む。マナ・コストが重めなのと、1ターンに1枚しか沼化できないので遅いとはいえ、これを破壊しても元の地形に戻るまでの時間もそれなりなので、その意味でもいやらしい。
- コーマスの鐘/Kormus Bellおよびティムと組み合わせることで、毎ターン土地破壊ができる。
- アルファ版では、マナ・コストが一切印刷されていないというエラーがあった。
- リメイク版に水銀の泉/Quicksilver Fountainがある。
オラクルの変遷
印刷時のテキストは、カウンターを置くのではなく直接沼に変化させ、「沼に変化させた土地に目印をつける」や、目印を取り除く遅延誘発型能力は「破壊されたとき」のみといった違いはあるが、それ以外の機能は現在のテキストとほぼ同じである。
リバイズドでモノ・アーティファクトが廃止されアーティファクトとなり、1998年7月のオラクル更新で下記のように変更された(テキストはマジック:ザ・ギャザリング オンラインプラスのもの)。
旧オラクル
Cyclopean Tomb (1998/7) (4)アーティファクト
場から離れた場合、Cyclopean Tombによって生み出された効果は終わらない。代わりに、各アップキープの間、それらの効果の1つを選び、その効果は終わる。
(2),(T):対象の沼でない土地は沼である。この能力は、あなたのアップキープの間にのみプレイできる。
この時は目印を用いず、Cyclopean Tombがいなくなってもすぐに効果が消えない旨が書かれている。また破壊以外の方法で場を離れた場合にも、沼化の効果が消えるようになった。
2002年3月のオラクル更新で、湿地カウンターを用いたテキストに変更された。また、沼を対象に取れるようにもなった。
旧オラクル
Cyclopean Tomb (2002/3) (4)アーティファクト
(2),(T):土地1つを対象とする。その上に湿地(mire)カウンターを1個置く。その土地は、その上に湿地カウンターが置かれている限り沼(Swamp)である。この能力は、あなたのアップキープの間にしかプレイできない。
Cyclopean Tombが場を離れたとき、ゲーム終了まで、あなたの各アップキープの開始時に、それらの湿地カウンターのうちの1個を取り除く。
2008年7月のオラクル更新で、印刷時に近い挙動にするため、再び「沼でない土地」のみを対象にするようになり、湿地カウンターを取り除くのは「場から墓地に置かれたとき」のみとなった。
旧オラクル
Cyclopean Tomb (2008/7) (4)アーティファクト
(2),(T):沼(Swamp)でない土地1つを対象とする。その上に湿地(mire)カウンターを1個置く。その土地は、その上に湿地カウンターが置かれている限り沼である。この能力は、あなたのアップキープの間にのみプレイできる。
Cyclopean Tombが場から墓地に置かれたとき、ゲームの終了時まであなたの各アップキープの開始時に、Cyclopean Tombにより湿地カウンターが置かれた土地1つから湿地カウンターを1個取り除く。
しかし、このテキストでは、Cyclopean Tombが土地に湿地カウンターを置いた後、最初のCyclopean Tombが「場から墓地に置かれたとき」の効果で、別のCyclopean Tombがその土地に置いた湿地カウンターを取り除けてしまうため、2008年9月のオラクル更新で現在のテキストに変更され、そのCyclopean Tombが置いた湿地カウンターしか取り除けなくなった。