ケルドの戦呼び/Keldon Warcaller
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2022年4月9日 (土) 16:07時点における版
Keldon Warcaller / ケルドの戦呼び (1)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
クリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
ケルドの戦呼びが攻撃するたび、あなたがコントロールしている英雄譚(Saga)1つを対象とし、それの上に伝承(lore)カウンターを1個置く。
2/2英雄譚をサポートするクリーチャーであり、通常より素早くⅡ・Ⅲ章能力を誘発させることができる。また戦闘中に章能力を使うことができる点も特徴といえる。
英雄譚の中にはターンを跨いで読み進めたいものや、誘発させるタイミングが重要になるものがあり、強制的に読み進めてしまう性質上、相性の良し悪しが如実に現れる。例えばケルドの炎/The Flame of Keldなら失った手札を即座にリカバリーでき、ファイレクシア教典/Phyrexian Scripturesならリセットまでのタイムラグを埋めることができる。一方でフレイアリーズの歌/Song of Freyaliseは同一ターン中にⅠ・Ⅱ章能力を誘発させても意味が無く、戦闘中にⅢ章能力を誘発させると警戒付与が無意味になってしまう。従って、併用する英雄譚の選定は慎重に行わなければならない。
どこまでいっても2/2であり、一度読み進めて討ち取られておしまいになりがち。英雄譚を引けなかった場合の弱さも辛いところ。総じて評価が難しいカードと言える。
リミテッドではとりあえず熊であり、英雄譚が取れていなくとも軽い戦力の穴埋めにはなる。能力が活かされることは稀。
- カルドハイムで栄光の探索/Search for Gloryが登場するまでは、注釈文以外で英雄譚(Saga)を指定する唯一のカードだった。
ストーリー
フレイバー・テキストは、最初の大将軍となるクラダク/Kradakに率いられ、寒さを逃れるためにParma(パルマ)からやってきた人々がケルド/Keldの国の興した伝承を語っている。
御山はクラダクに炎を与えた。人々の心の炉を灯すためである。放浪していた人々はケルドの国を作り、クラダクが最初の大将軍となった。― ケルドの炎