発見への渇望/Thirst for Discovery
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[[知識の渇望/Thirst for Knowledge]]、[[意味の渇望/Thirst for Meaning]]に続く第三の渇望。今度は[[基本土地]]を[[捨てる]]ことを求める。 | [[知識の渇望/Thirst for Knowledge]]、[[意味の渇望/Thirst for Meaning]]に続く第三の渇望。今度は[[基本土地]]を[[捨てる]]ことを求める。 | ||
− | [[構築]]においては[[デッキ]]の[[色]]が増えるほど[[ | + | [[構築]]においては[[デッキ]]の[[色]]が増えるほど[[多色土地]]を多く採用したいものであり、先達である「渇望」二種に比べ要求された[[カード]]をデッキ構築の工夫で確保することが難しくなっている。[[スタンダード]]では多色土地の種類が比較的少ないため2色程度のデッキなら運用可能な範疇ではあるが、[[パイオニア]]以下の[[フォーマット]]だと安定して基本土地を捨てる難易度は上がるだろう。[[単色デッキ]]でない限り、「差し引き[[手札]]が増えるカード」というより「[[アドバンテージ]]を失わず手札交換を行い、運が良ければ手札が増えるカード」と考えた方が良い。 |
一方、[[リミテッド]]ではデッキ内の土地の大半が基本土地になるため、[[引く|ドロー]]ソースとして扱いやすい。仮に手札に基本土地がなくても、同[[セット]]に収録された[[降霊]]などの[[墓地]]利用[[ギミック]]への仕込みとなるため無駄になりにくいのも利点。 | 一方、[[リミテッド]]ではデッキ内の土地の大半が基本土地になるため、[[引く|ドロー]]ソースとして扱いやすい。仮に手札に基本土地がなくても、同[[セット]]に収録された[[降霊]]などの[[墓地]]利用[[ギミック]]への仕込みとなるため無駄になりにくいのも利点。 | ||
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==[[イニストラード:真紅の契り#ドラキュラシリーズ・カード/Dracula Series Card|ドラキュラシリーズ・カード]]== | ==[[イニストラード:真紅の契り#ドラキュラシリーズ・カード/Dracula Series Card|ドラキュラシリーズ・カード]]== | ||
− | イニストラード:真紅の契り版におけるドラキュラシリーズ・カード版は'''伯爵城探り'''/''Search the Count's Castle''({{Gatherer|id= | + | イニストラード:真紅の契り版におけるドラキュラシリーズ・カード版は'''伯爵城探り'''/''Search the Count's Castle''({{Gatherer|id=544578}})。 |
*[[フレイバー・テキスト]]が[[Wikipedia:ja:ブラム・ストーカー|ブラム・ストーカー]]の小説「[[Wikipedia:ja:吸血鬼ドラキュラ (小説)|吸血鬼ドラキュラ]]」の第3章からの引用であることから察するに、この[[カード]]は[[捜査員、ジェイコブ・ハーキン/Jacob Hauken, Inspector|ジョナサン・ハーカー/Jonathan Harker]]が[[ヴォルダーレンの居城/Voldaren Estate|ドラキュラ城/Castle Dracula]]を探索している場面を表していると思われる。この直後にジョナサンは[[真紅の花嫁、オリヴィア/Olivia, Crimson Bride|アンデッドの姉妹/Sisters of the Undead]]に襲われ、あわや吸血されかかることとなる。 | *[[フレイバー・テキスト]]が[[Wikipedia:ja:ブラム・ストーカー|ブラム・ストーカー]]の小説「[[Wikipedia:ja:吸血鬼ドラキュラ (小説)|吸血鬼ドラキュラ]]」の第3章からの引用であることから察するに、この[[カード]]は[[捜査員、ジェイコブ・ハーキン/Jacob Hauken, Inspector|ジョナサン・ハーカー/Jonathan Harker]]が[[ヴォルダーレンの居城/Voldaren Estate|ドラキュラ城/Castle Dracula]]を探索している場面を表していると思われる。この直後にジョナサンは[[真紅の花嫁、オリヴィア/Olivia, Crimson Bride|アンデッドの姉妹/Sisters of the Undead]]に襲われ、あわや吸血されかかることとなる。 | ||
+ | {{フレイバーテキスト|城の主はもういないとわかっていた。だからこそ、かつてない規模で捜索できるこの好機を逃すまいと考えたのだ。}} | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:イニストラード:真紅の契り]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:イニストラード:真紅の契り]] - [[アンコモン]] |
2022年2月3日 (木) 05:38時点における版
知識の渇望/Thirst for Knowledge、意味の渇望/Thirst for Meaningに続く第三の渇望。今度は基本土地を捨てることを求める。
構築においてはデッキの色が増えるほど多色土地を多く採用したいものであり、先達である「渇望」二種に比べ要求されたカードをデッキ構築の工夫で確保することが難しくなっている。スタンダードでは多色土地の種類が比較的少ないため2色程度のデッキなら運用可能な範疇ではあるが、パイオニア以下のフォーマットだと安定して基本土地を捨てる難易度は上がるだろう。単色デッキでない限り、「差し引き手札が増えるカード」というより「アドバンテージを失わず手札交換を行い、運が良ければ手札が増えるカード」と考えた方が良い。
一方、リミテッドではデッキ内の土地の大半が基本土地になるため、ドローソースとして扱いやすい。仮に手札に基本土地がなくても、同セットに収録された降霊などの墓地利用ギミックへの仕込みとなるため無駄になりにくいのも利点。
- 強迫的な研究/Compulsive Researchより限定的になった代わりにインスタントになった形。
- 同様の「カードを引き、特定のカード・タイプのカードを捨てるか2枚捨てるドロー呪文」については知識の渇望/Thirst for Knowledge#関連カードを参照のこと。
ドラキュラシリーズ・カード
イニストラード:真紅の契り版におけるドラキュラシリーズ・カード版は伯爵城探り/Search the Count's Castle(イラスト)。
- フレイバー・テキストがブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」の第3章からの引用であることから察するに、このカードはジョナサン・ハーカー/Jonathan Harkerがドラキュラ城/Castle Draculaを探索している場面を表していると思われる。この直後にジョナサンはアンデッドの姉妹/Sisters of the Undeadに襲われ、あわや吸血されかかることとなる。
城の主はもういないとわかっていた。だからこそ、かつてない規模で捜索できるこの好機を逃すまいと考えたのだ。