霊気探知機/Aether Searcher

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次に[[ドラフト]]したカードを、名前の通り[[サーチ]]してくる[[構築物]][[アーティファクト]][[クリーチャー]]。
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次に[[ドラフト]]した[[カード]][[サーチ]]し、タダで[[唱える]]ことができる[[アーティファクト・クリーチャー]]。
サーチしたカードはタダで唱えられる。
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7[[マナ]]6/4のボディにカード一枚分の[[アドバンテージ|カード・アドバンテージ]]がついてくるとコスト・パフォーマンスは良好。
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[[無色]]で7[[マナ]]6/4の上質な[[サイズ]]に加えて優秀な[[能力]]を持っており、文字通りドラフト初手級の強力な1枚。一見すると、「サーチできるカードはこれをドラフトした次の[[ブースターパック]]の内容に依存する」「すでにそのカードを使ってしまっていると[[バニラ]]同然になってしまう」と不安定で扱いづらい様に思えるが、実際には些細なな問題である。
  
しかしながらサーチできるカードは次のパックのカードプールに依存するため、やや不安定。
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このカードをドラフトするのは余程のことがなければ1手目。なぜなら、この[[能力]]を最大限有効に活かせる[[ピック]]手番は1手目以外に存在しないからである。直後に回ってくるブースターパックには残りカードが14枚も存在するため往々にして[[アンコモン]]クラスの強力な1枚をピックできるのだが、そのカードを擬似的にではあるが増やせる上にタダで唱えられる可能性を自動で付与できる。[[ブースタードラフト]]ではアンコモン以上のカード1枚の価値が非常に高いため、この特典の恩恵は見た目以上に大きい。前述のとおり[[クリーチャー]]としての性能も合格点なのでバニラ同然になってしまっても完全に[[腐る]]ことはなく、総合的な[[コスト・パフォーマンス]]はかなりのもの。実際に使ってみないと強さがわからないカードの好例といえる。
どんなカードでもコストを踏み倒して唱えられるため無駄にはなりにくいが、何のカードが付いてくるかわからないままドラフトしなければならない。
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[[]]を気にせずカードパワーの高いカードを次にドラフトすると、霊気探知機自身を引くまでそのカードが[[腐る|腐って]]しまうというリスクも孕む。
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より早くドラフトすることでカードの選択肢を広げようとした場合、より選択肢の広い、霊気探知機のあったパックに含まれていた有用なカードを逃してしまう。
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場合によっては、これを頼りにして[[色]]を気にせずに最も[[カードパワー]]の高いカードをドラフトする戦法も有効。特に2パック目・3パック目ともなると[[プレイヤー]]は自分の使う[[色]]を既に決定しているため、[[レア]]であっても[[デッキ]]に入れられないカードは流れてくることが多い。例えば[[黎明をもたらす者レイヤ/Reya Dawnbringer]]や[[ペラッカのワーム/Pelakka Wurm]]のような[[タッチ]]で使えない程[[色拘束]]の強いカードや、[[黒薔薇のマルチェッサ/Marchesa, the Black Rose]]のような[[多色カード]]などは確保できる機会も多いだろう。[[楽園の秘密/Secrets of Paradise]]や[[予想外の潜在力/Unexpected Potential]]などを同時にピックできていれば霊気探知機を引かなかった時でも安心。
流れてきた霊気探知機をドラフトした場合、他の[[プレイヤー]]は霊気探知機の存在を警戒したドラフトをしているかもしれない。
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使用するに辺り、ドラフトの腕が問われるカードと言えるだろう。
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==参考==
 
==参考==
 
*[[サーチカード]]
 
*[[サーチカード]]
 
*[[カード個別評価:コンスピラシー]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:コンスピラシー]] - [[レア]]

2014年7月6日 (日) 05:17時点における版


AEther Searcher / 霊気探知機 (7)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

霊気探知機をドラフトするに際し、これを公開する。あなたが次にドラフトしたカードを公開し、その名前を記録する。
霊気探知機が戦場に出たとき、あなたの手札およびライブラリーから、《霊気探知機/AEther Searcher》という名前のカードをドラフトした際に記録した名前を持つカードを1枚探してもよい。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。あなたがこれによりあなたのライブラリーからカードを探したなら、ライブラリーを切り直す。

6/4

次にドラフトしたカードサーチし、タダで唱えることができるアーティファクト・クリーチャー

無色で7マナ6/4の上質なサイズに加えて優秀な能力を持っており、文字通りドラフト初手級の強力な1枚。一見すると、「サーチできるカードはこれをドラフトした次のブースターパックの内容に依存する」「すでにそのカードを使ってしまっているとバニラ同然になってしまう」と不安定で扱いづらい様に思えるが、実際には些細なな問題である。

このカードをドラフトするのは余程のことがなければ1手目。なぜなら、この能力を最大限有効に活かせるピック手番は1手目以外に存在しないからである。直後に回ってくるブースターパックには残りカードが14枚も存在するため往々にしてアンコモンクラスの強力な1枚をピックできるのだが、そのカードを擬似的にではあるが増やせる上にタダで唱えられる可能性を自動で付与できる。ブースタードラフトではアンコモン以上のカード1枚の価値が非常に高いため、この特典の恩恵は見た目以上に大きい。前述のとおりクリーチャーとしての性能も合格点なのでバニラ同然になってしまっても完全に腐ることはなく、総合的なコスト・パフォーマンスはかなりのもの。実際に使ってみないと強さがわからないカードの好例といえる。

場合によっては、これを頼りにしてを気にせずに最もカードパワーの高いカードをドラフトする戦法も有効。特に2パック目・3パック目ともなるとプレイヤーは自分の使うを既に決定しているため、レアであってもデッキに入れられないカードは流れてくることが多い。例えば黎明をもたらす者レイヤ/Reya Dawnbringerペラッカのワーム/Pelakka Wurmのようなタッチで使えない程色拘束の強いカードや、黒薔薇のマルチェッサ/Marchesa, the Black Roseのような多色カードなどは確保できる機会も多いだろう。楽園の秘密/Secrets of Paradise予想外の潜在力/Unexpected Potentialなどを同時にピックできていれば霊気探知機を引かなかった時でも安心。

参考

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