ブルーオーブ
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静態の宝珠と、ロックを守るための[[打ち消す|カウンター]]は共通しているが、それ以外の[[カード]]はデッキによって様々。細かい部分で様々なパターンがあり、「ブルーオーブ」という名称はむしろデッキ群の総称と捕らえた方がいいかも知れない。最初にこのデッキが出た01年当時は[[対立オーブ]]をブルーオーブと呼んでいた。 | 静態の宝珠と、ロックを守るための[[打ち消す|カウンター]]は共通しているが、それ以外の[[カード]]はデッキによって様々。細かい部分で様々なパターンがあり、「ブルーオーブ」という名称はむしろデッキ群の総称と捕らえた方がいいかも知れない。最初にこのデッキが出た01年当時は[[対立オーブ]]をブルーオーブと呼んでいた。 | ||
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+ | *[[アグロウォーター]]の[[水位の上昇/Rising Waters]]を静態の宝珠に置き換えた[[アグロオーブ]] | ||
*[[対立オーブ]]と[[マーフォーク (デッキ)|マーフォークデッキ]]を合わせた[[フィッシュ対立]] | *[[対立オーブ]]と[[マーフォーク (デッキ)|マーフォークデッキ]]を合わせた[[フィッシュ対立]] | ||
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*[[からみつく鉄線/Tangle Wire]]を入れてより強力な拘束をかける[[タングルオーブ]] | *[[からみつく鉄線/Tangle Wire]]を入れてより強力な拘束をかける[[タングルオーブ]] | ||
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+ | しかし、あまりに勢力が拡大しすぎたために[[メタる|メタられ]]てしまい、優勝した[[松尾悟郎]]の[[ファイアーズ]]では[[メインデッキ]]に[[ヤヴィマヤの蛮族/Yavimaya Barbarian]]が4枚積みされていたほどだった。その結果、ブルーオーブ系を用いたプレイヤーの最高順位は[[阿南剛]]([[フィッシュ対立]])の9位に留まり、アグロオーブ系は比較的健闘していたものの、ベスト8に入ったブルーオーブ系のデッキは1つもなかった。とは言えその後もトップメタとしてが一大勢力を保ち、[[世界選手権01]]でもブルーオーブvsアンチブルーオーブという構図が続いた。 | ||
*このデッキの登場後、[[カウンターレベル]]や[[青白コントロール/スタンダード/マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期|青白コントロール]]などのテンポが遅いデッキは大きく勢力を失った。 | *このデッキの登場後、[[カウンターレベル]]や[[青白コントロール/スタンダード/マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期|青白コントロール]]などのテンポが遅いデッキは大きく勢力を失った。 |
2014年1月20日 (月) 22:32時点における版
ブルーオーブ(Blue Orb)は、主にマスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期のスタンダードに存在した、静態の宝珠/Static Orbを用いた青単色か青を主体とするロックデッキ。
静態の宝珠と、ロックを守るためのカウンターは共通しているが、それ以外のカードはデッキによって様々。細かい部分で様々なパターンがあり、「ブルーオーブ」という名称はむしろデッキ群の総称と捕らえた方がいいかも知れない。最初にこのデッキが出た01年当時は対立オーブをブルーオーブと呼んでいた。
具体的には、以下のようなものが存在する。
↓マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期のスタンダード
- 多めのクリーチャーと対立/Oppositionを入れた対立オーブ
- アグロウォーターの水位の上昇/Rising Watersを静態の宝珠に置き換えたアグロオーブ
- 対立オーブとマーフォークデッキを合わせたフィッシュ対立
- からみつく鉄線/Tangle Wireを入れてより強力な拘束をかけるタングルオーブ
ドイツ選手権01で登場し、同大会で活躍した対立オーブが始めと言われている。そこから一気に普及し、その一週間後の日本選手権01では対立オーブやアグロオーブなど、ブルーオーブが一大勢力になっていた。メタが進むとブルーオーブ同士の対決に強いフィッシュ対立も登場した。
しかし、あまりに勢力が拡大しすぎたためにメタられてしまい、優勝した松尾悟郎のファイアーズではメインデッキにヤヴィマヤの蛮族/Yavimaya Barbarianが4枚積みされていたほどだった。その結果、ブルーオーブ系を用いたプレイヤーの最高順位は阿南剛(フィッシュ対立)の9位に留まり、アグロオーブ系は比較的健闘していたものの、ベスト8に入ったブルーオーブ系のデッキは1つもなかった。とは言えその後もトップメタとしてが一大勢力を保ち、世界選手権01でもブルーオーブvsアンチブルーオーブという構図が続いた。