ボーラスの奴隷/Slave of Bolas
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*ターン終了時にあなたがそのクリーチャーをコントロールしていない場合、生け贄に捧げることはできない。仮にそれ以降に再びコントロールを得て[[ターン終了ステップ]]を迎えたとしても、再び[[能力]]が[[誘発]]することはない。 | *ターン終了時にあなたがそのクリーチャーをコントロールしていない場合、生け贄に捧げることはできない。仮にそれ以降に再びコントロールを得て[[ターン終了ステップ]]を迎えたとしても、再び[[能力]]が[[誘発]]することはない。 | ||
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+ | このカードは[[黒]]を中心とした3色の[[混成カード]]として開発された。混成部分には、[[命令の光/Ray of Command]]から始まる「一時的なクリーチャー奪取」の祖である[[青]]と、[[脅しつけ/Threaten]]など現在その分野を担う[[赤]]の特性が生かされている。一方、中心となる黒のメカニズムは[[ライフ]]を[[コスト]]にする、ライフを[[回復]]するなどが考慮された後に、[[生け贄]]が選択された。開発に携わった[[Tom LaPille]]は非常に美しく満足できるデザインと評している。(→[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ld/35 Hybridizing Gold]参照) | ||
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+ | [[Steve Argyle]]は自身のHP上で、このカードのイラスト制作についてコメントと完成前の状態のイラストを掲載している。(→[http://www.steveargyle.com/?cmd=gallery_ext&art_id=323 Steve ArgyleのHP]参照) | ||
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+ | '''ボーラスの奴隷'''/''Slave of Bolas''は[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]に隷属させられた状態を[[カード]]化したもの。{{Gatherer|Slave of Bolas}}には[[バント/Bant]]の[[天使]]と、その周囲にとぐろを巻くボーラスの一部分が描かれている。公式記事[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/39 Gold Records]によると、このイラストの天使は[[アミーシャ/Amesha]]階級の[[アラーラの断片サイクルのその他のキャラクター#Sarrasa|Sarrasa(サラサ)]]とされる。 | ||
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+ | [[アラーラの断片ブロック]]には同様にボーラスの支配下に置かれるフレイバーを持つ[[古老の熟達/Elder Mastery#ストーリー|古老の熟達/Elder Mastery]]があるが、そちらは支配を受け入れ、授かった能力に喜びを表しているのに対して、こちらはイラストの天使サラサが涙を流している様子や生け贄の効果などから意思に反した強制と見受けられる。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[http://www.wizards.com/mtg/images/tcg/products/alarareborn/8rpe8myh/mtg_puzzle2.html ジグソーパズル]/[http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/alarareborn/wallpaper2 壁紙・待受] | *[http://www.wizards.com/mtg/images/tcg/products/alarareborn/8rpe8myh/mtg_puzzle2.html ジグソーパズル]/[http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/alarareborn/wallpaper2 壁紙・待受] | ||
*[[カード個別評価:アラーラ再誕]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:アラーラ再誕]] - [[アンコモン]] | ||
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2009年5月30日 (土) 01:22時点における版
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とし、それのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。それはターン終了時まで速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを生け贄に捧げる。
脅しつけ/Threatenの亜種。コントロールを奪ったクリーチャーをターン終了時に生け贄に捧げる。
脅しつけで奪ったクリーチャーを生け贄に捧げるというテクニックはよく使われているが、この呪文はそれを1枚でやってくれる。その分5マナもかかるようになり色も増えてしまったが、除去としても使えると考えれば仕方ないだろう。特にリミテッドでは強力。
- 速攻付与やアンタップのために自分のクリーチャーを対象にしても良い。元から自分のクリーチャーであっても、ターン終了時には生け贄に捧げる。
- ターン終了時にあなたがそのクリーチャーをコントロールしていない場合、生け贄に捧げることはできない。仮にそれ以降に再びコントロールを得てターン終了ステップを迎えたとしても、再び能力が誘発することはない。
- 同様のコンセプトのカードとして、脊髄支配/Spinal Embraceがある。
開発秘話
このカードは黒を中心とした3色の混成カードとして開発された。混成部分には、命令の光/Ray of Commandから始まる「一時的なクリーチャー奪取」の祖である青と、脅しつけ/Threatenなど現在その分野を担う赤の特性が生かされている。一方、中心となる黒のメカニズムはライフをコストにする、ライフを回復するなどが考慮された後に、生け贄が選択された。開発に携わったTom LaPilleは非常に美しく満足できるデザインと評している。(→Hybridizing Gold参照)
Steve Argyleは自身のHP上で、このカードのイラスト制作についてコメントと完成前の状態のイラストを掲載している。(→Steve ArgyleのHP参照)
ストーリー
ボーラスの奴隷/Slave of Bolasはニコル・ボーラス/Nicol Bolasに隷属させられた状態をカード化したもの。イラストにはバント/Bantの天使と、その周囲にとぐろを巻くボーラスの一部分が描かれている。公式記事Gold Recordsによると、このイラストの天使はアミーシャ/Amesha階級のSarrasa(サラサ)とされる。
アラーラの断片ブロックには同様にボーラスの支配下に置かれるフレイバーを持つ古老の熟達/Elder Masteryがあるが、そちらは支配を受け入れ、授かった能力に喜びを表しているのに対して、こちらはイラストの天使サラサが涙を流している様子や生け贄の効果などから意思に反した強制と見受けられる。