文飾衒才のブルバック/Bruvac the Grandiloquent
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− | [[対戦相手]]が[[切削]]する枚数を2倍にする[[伝説の]][[アドバイザー]]。 | + | [[対戦相手]]が[[切削]]する枚数を2倍にする[[伝説の]][[人間]]・[[アドバイザー]]。 |
[[Jumpstart]]を用いた[[リミテッド]]では[[デッキ]]が40枚であるため、このカードの適用下で切削を行えばあっという間に[[ライブラリー]]が消し飛んでしまう。たとえば[[迷える思考の壁/Wall of Lost Thoughts]]だけで8枚ものカードが削れていくことになる。 | [[Jumpstart]]を用いた[[リミテッド]]では[[デッキ]]が40枚であるため、このカードの適用下で切削を行えばあっという間に[[ライブラリー]]が消し飛んでしまう。たとえば[[迷える思考の壁/Wall of Lost Thoughts]]だけで8枚ものカードが削れていくことになる。 | ||
− | 3[[マナ]]1/4という[[サイズ]]も[[火力]]や[[戦闘]]に強く、[[地上クリーチャー]]を止めながら[[ライブラリー破壊]]を行う時間を稼いでくれる。もっとも高めの[[タフネス]]以外の[[除去耐性]]は特にないため、このカードの後に使おうとライブラリー破壊を温存しすぎるのも考え物。このカードを出しつつ[[思考崩壊/Thought Collapse]] | + | 3[[マナ]]1/4という[[サイズ]]も[[火力]]や[[戦闘]]に強く、[[地上クリーチャー]]を止めながら[[ライブラリー破壊]]を行う時間を稼いでくれる。もっとも高めの[[タフネス]]以外の[[除去耐性]]は特にないため、このカードの後に使おうとライブラリー破壊を温存しすぎるのも考え物。このカードを出しつつ[[思考崩壊/Thought Collapse]]で守ることができれば[[Jumpstartデッキリスト#切削/Milling|切削/Millingデッキ]]の理想の展開と言えるか。 |
*[[キーワード処理]]の「切削する」が定められて間もなく初登場した、切削を参照する能力を持つクリーチャー。 | *[[キーワード処理]]の「切削する」が定められて間もなく初登場した、切削を参照する能力を持つクリーチャー。 | ||
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**ブルバックは{{Gatherer|id=489177}}で長大な巻物を広げて演説中であり、服装には[[アゾリウス評議会/The Azorius Senate]]らしき特徴が見える。[[フレイバー・テキスト]]も加味すると、長々とした演説で対戦相手の精神を削ってしまう能力なのだろう。 | **ブルバックは{{Gatherer|id=489177}}で長大な巻物を広げて演説中であり、服装には[[アゾリウス評議会/The Azorius Senate]]らしき特徴が見える。[[フレイバー・テキスト]]も加味すると、長々とした演説で対戦相手の精神を削ってしまう能力なのだろう。 | ||
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*日本語名の「文飾衒才」は四字熟語としては造語。「文飾」は文章を飾り立てることだが、「衒才」という熟語はない。「衒学(知識をひけらかすこと)」から「才能をひけらかす」という意味で造語したものと思われる。「大言壮語」は「自分ができもしない大きな事を言う」というニュアンスを含むためこのカードには相応しくないと判断されたのだろう。 | *日本語名の「文飾衒才」は四字熟語としては造語。「文飾」は文章を飾り立てることだが、「衒才」という熟語はない。「衒学(知識をひけらかすこと)」から「才能をひけらかす」という意味で造語したものと思われる。「大言壮語」は「自分ができもしない大きな事を言う」というニュアンスを含むためこのカードには相応しくないと判断されたのだろう。 |
2020年8月21日 (金) 20:22時点における版
Bruvac the Grandiloquent / 文飾衒才のブルバック (2)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) アドバイザー(Advisor)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) アドバイザー(Advisor)
対戦相手がカードを1枚以上切削するなら、そのプレイヤーは代わりにその数の2倍の枚数のカードを切削する。(カードを1枚切削するとは、そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上からカードを1枚自分の墓地に置くことである。)
1/4対戦相手が切削する枚数を2倍にする伝説の人間・アドバイザー。
Jumpstartを用いたリミテッドではデッキが40枚であるため、このカードの適用下で切削を行えばあっという間にライブラリーが消し飛んでしまう。たとえば迷える思考の壁/Wall of Lost Thoughtsだけで8枚ものカードが削れていくことになる。
3マナ1/4というサイズも火力や戦闘に強く、地上クリーチャーを止めながらライブラリー破壊を行う時間を稼いでくれる。もっとも高めのタフネス以外の除去耐性は特にないため、このカードの後に使おうとライブラリー破壊を温存しすぎるのも考え物。このカードを出しつつ思考崩壊/Thought Collapseで守ることができれば切削/Millingデッキの理想の展開と言えるか。
- キーワード処理の「切削する」が定められて間もなく初登場した、切削を参照する能力を持つクリーチャー。
- 切削というキーワードを使わずにライブラリーの一番上からカードを墓地に置くときにはこの置換効果は適用されない。例としては嘘か真か/Fact or Fiction系列や諜報など。
- Grandiloquentには「物事を大げさに言う人」という意味で、大げさの内訳は内容だったり分量だったり修辞だったりと様々。「大言壮語」という訳をあてられることもある。
- ブルバックはイラストで長大な巻物を広げて演説中であり、服装にはアゾリウス評議会/The Azorius Senateらしき特徴が見える。フレイバー・テキストも加味すると、長々とした演説で対戦相手の精神を削ってしまう能力なのだろう。
". . . and furthermore . . ."
「……然り而して……」
- 日本語名の「文飾衒才」は四字熟語としては造語。「文飾」は文章を飾り立てることだが、「衒才」という熟語はない。「衒学(知識をひけらかすこと)」から「才能をひけらかす」という意味で造語したものと思われる。「大言壮語」は「自分ができもしない大きな事を言う」というニュアンスを含むためこのカードには相応しくないと判断されたのだろう。