ドリルビット/Drill Bit

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[[困窮/Distress]]の亜種。[[点数で見たマナ・コスト]]が1増えた代わりに[[シングルシンボル]]になり、[[絢爛]]が付いた。
 
[[困窮/Distress]]の亜種。[[点数で見たマナ・コスト]]が1増えた代わりに[[シングルシンボル]]になり、[[絢爛]]が付いた。
  
{{未評価|ラヴニカの献身}}
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[[捨てる|捨てさせる]][[カード]]の制約が緩い1[[マナ]][[手札破壊]]は強力だが、それは安定して1[[ターン]]目に[[唱える|唱え]]られることが前提の話。絢爛を達成できるのは一般的な[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]でもだいたい2~3ターン目であり、[[軽い|軽く]]唱えられる可能性のある[[闇の尋問/Dark Inquiry]]といったところ。[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]ではそもそも[[ライフ]]を積極的に攻めないということもあり、ほとんど3マナで唱えることになりがち。よってこちらは[[小型クリーチャー]]を採用して序盤から攻め立てる[[アグロ]][[デッキ]]で運用するのが適切な使い方と言えるだろう。
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登場時点の[[スタンダード]]では1ターン目の手札破壊を重視するなら[[強迫/Duress]]、[[青]]を含むなら[[思考消去/Thought Erasure]]が基本的に優先される。こちらは青を含まない[[黒赤ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期|ラクドス・アグロ]]や[[白黒赤ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期|マルドゥ・アグロ]]の[[サイドボード]]に採用されることがあるが、強迫が優先されることもあり、採用枚数はまちまち。
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[[リミテッド]]では序盤に[[ファッティ]]やボムを抜き取るだけでも仕事を果たせるが、終盤[[腐る|腐り]]やすいので多数投入するものではない。絢爛を達成しつつ他のアクションが取りやすいアグロデッキで、遅めのデッキ対してサイドインするのが良いだろう。[[黒赤]]で[[エンチャント]]を事前対処できる数少ないカードなのも覚えておこう。
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*[[ディミーア家/House Dimir]]の[[なかったことに/Never Happened]]が精神的な手段で記憶を抜き取るのに対し、[[ラクドス教団/The Cult of Rakdos]]は物理的な手段で頭に風穴を開けてしまう({{Gatherer|id=458512}})。同じ[[色]]が重複した[[ギルド/Guild]]同士だが、手札破壊一つとってもギルドによって方法が全く異なっていることを表した好例と言える。
  
 
==カード名とフレイバー・テキスト==
 
==カード名とフレイバー・テキスト==

2019年3月10日 (日) 10:48時点における版


Drill Bit / ドリルビット (2)(黒)
ソーサリー

絢爛(黒)(このターンに対戦相手がライフを失っていたなら、あなたはこの呪文を、これのマナ・コストではなく絢爛コストで唱えてもよい。)
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中から土地でないカード1枚を選び、そのプレイヤーはそのカードを捨てる。


困窮/Distressの亜種。点数で見たマナ・コストが1増えた代わりにシングルシンボルになり、絢爛が付いた。

捨てさせるカードの制約が緩い1マナ手札破壊は強力だが、それは安定して1ターン目に唱えられることが前提の話。絢爛を達成できるのは一般的なビートダウンデッキでもだいたい2~3ターン目であり、軽く唱えられる可能性のある闇の尋問/Dark Inquiryといったところ。コントロールデッキではそもそもライフを積極的に攻めないということもあり、ほとんど3マナで唱えることになりがち。よってこちらは小型クリーチャーを採用して序盤から攻め立てるアグロデッキで運用するのが適切な使い方と言えるだろう。

登場時点のスタンダードでは1ターン目の手札破壊を重視するなら強迫/Duressを含むなら思考消去/Thought Erasureが基本的に優先される。こちらは青を含まないラクドス・アグロマルドゥ・アグロサイドボードに採用されることがあるが、強迫が優先されることもあり、採用枚数はまちまち。

リミテッドでは序盤にファッティやボムを抜き取るだけでも仕事を果たせるが、終盤腐りやすいので多数投入するものではない。絢爛を達成しつつ他のアクションが取りやすいアグロデッキで、遅めのデッキ対してサイドインするのが良いだろう。黒赤エンチャントを事前対処できる数少ないカードなのも覚えておこう。

カード名とフレイバー・テキスト

カード名フレイバー・テキストともにダブルミーニングになっている面白いカード。

カード名
ドリルビット(drill bit)とは通常、ドリルに取り付けて回転させられる刃部分を指す(参考)。しかしラクドス教団/The Cult of Rakdosのショーが描かれているイラストを踏まえると、ここでのbitは「(劇の)小場面、ワンシーン」の意味だろう。
フレイバー・テキスト
このboringは「退屈な、つまらない」を意味する形容詞であるが、同時に名詞boring(穿孔、穴を開けること)を匂わせる表現になっている。直訳すると「絶対に退屈させないよ。」となるが、日本語版は原文のシャレを汲んであえて直訳を避けており、慣用句「穴が開く(あるはずの人や予定がなくなる)」を用いて、ラクドス教団が連日ショーを行うさまを表している。
Never boring.
日程に穴は開いていない。

参考

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