Giant Turtle
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2017年3月8日 (水) 03:51時点における版
実質的に2ターンに1回しか攻撃できないクリーチャー。その上サイズも2/4とブロック要員向き。
レジェンド当時の緑の3マナクリーチャーとしてはサイズが比較的大きめで、当時の標準火力の稲妻/Lightning Boltにも耐性を持ち、白騎士/White Knightと黒騎士/Black Knightを返り討ちにできるといった強みがあった。
その反面、同時代の毒吐きナメクジ/Spitting Slug共々戦闘でデメリットが課せられている。そのデメリットだが他のカードと比較すると、当時でも制約がきつい印象。例を挙げると以下の通り。
- 1マナ重くとも同サイズでデメリットなし、到達を持つ大蜘蛛/Giant Spider。
- 同じマナ・コストでタフネスが1点低いもののデメリットなし、森渡り持ちの猫族の精鋭戦士/Elite Cat Warrior(その他、同コスト同サイズでメリット能力持ちは多数)。
- 2ターンに1回しか攻撃できないような制限付きクリーチャーにはSpectral Bearsがいる。P/Tの合計は6点と同じだが、そちらは1マナ軽く、制限も緩い実戦級のカード。
- 後に同じマナ・コストでP/T合計6点、デメリットなしの訓練されたアーモドン/Trained Armodonなどが登場している。
- ブロック時限定で考えるならば(火力への耐性で劣るが)大アナグマ/Giant Badgerがいる。また、3マナで2/4以上の防衛持ちなら木彫りの女人像/Carven Caryatidもいる。
- 更に後年には、色拘束が緩くデメリットも持たない上位互換のコロッソドンの一年仔/Colossodon Yearlingが登場している。
攻撃禁止は「次のターン」。つまり、同じターンに連続突撃/Relentless Assaultなどで複数回の戦闘フェイズが起こる場合、それぞれの戦闘に参加が可能である。
- 「2ターンに1回しか攻撃できない海亀」というコンセプトはうねる塔甲羅/Meandering Towershellに引き継がれている。ある意味でリメイクと言えよう。
参考
- カード個別評価:レジェンド - コモン2