プロツアー「マジック2015」
提供:MTG Wiki
(割合の情報は派生デッキ込みの大雑把な分類なので、詳細な説明なしに数値だけ載せない方がよい) |
|||
9行: | 9行: | ||
基本セット2015の影響は、まず[[対抗色]][[ペインランド]]参入による[[多色デッキ]]の[[マナ基盤]]の安定化が大きい。ベスト8に残ったプレイヤーの多くからメタゲームへ影響を与えたカードとして[[コイロスの洞窟/Caves of Koilos]]、[[戦場の鍛冶場/Battlefield Forge]]が挙げられた。個別の[[カード]]では、[[黒赤緑コントロール#ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|ジャンドプレインズウォーカーズ]]などに採用された[[世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker]]、新たなタイプの[[スライ/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|赤単アグロ]]を産んだ[[ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster]]、赤単アグロや[[バーン/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|バーン]]などに組み込まれた[[かき立てる炎/Stoke the Flames]]などが挙げられる。 | 基本セット2015の影響は、まず[[対抗色]][[ペインランド]]参入による[[多色デッキ]]の[[マナ基盤]]の安定化が大きい。ベスト8に残ったプレイヤーの多くからメタゲームへ影響を与えたカードとして[[コイロスの洞窟/Caves of Koilos]]、[[戦場の鍛冶場/Battlefield Forge]]が挙げられた。個別の[[カード]]では、[[黒赤緑コントロール#ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|ジャンドプレインズウォーカーズ]]などに採用された[[世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker]]、新たなタイプの[[スライ/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|赤単アグロ]]を産んだ[[ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster]]、赤単アグロや[[バーン/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|バーン]]などに組み込まれた[[かき立てる炎/Stoke the Flames]]などが挙げられる。 | ||
− | *日本人では、前回の[[プロツアー「ニクスへの旅」]]に引き続き、[[ | + | *日本人では、前回の[[プロツアー「ニクスへの旅」]]に引き続き、[[市川佑樹]]がベスト8入賞を果たしている。 |
*全日程を通じてニコニコ動画において日本人向け生放送配信が行われた。 | *全日程を通じてニコニコ動画において日本人向け生放送配信が行われた。 | ||
*[[マジック・プロツアー殿堂]]顕彰者3名が発表され、日本人からは[[三原槙仁]]が選ばれた。 | *[[マジック・プロツアー殿堂]]顕彰者3名が発表され、日本人からは[[三原槙仁]]が選ばれた。 | ||
29行: | 29行: | ||
*第4位 [[Owen Turtenwald]] ([[白黒コントロール#ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|オルゾフミッドレンジ]]) | *第4位 [[Owen Turtenwald]] ([[白黒コントロール#ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|オルゾフミッドレンジ]]) | ||
*第5位 [[Patrick Cox]] ([[赤緑白ビートダウン#ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|ナヤアグロ]]) | *第5位 [[Patrick Cox]] ([[赤緑白ビートダウン#ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|ナヤアグロ]]) | ||
− | *第6位 [[ | + | *第6位 [[市川佑樹]] ([[黒赤緑コントロール#ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|ジャンドプレインズウォーカーズ]]) |
*第7位 [[William Jensen]] ([[白黒コントロール#ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|オルゾフミッドレンジ]]) | *第7位 [[William Jensen]] ([[白黒コントロール#ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|オルゾフミッドレンジ]]) | ||
*第8位 [[Matthew Sperling]] ([[バーン/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|ボロスバーン]]) | *第8位 [[Matthew Sperling]] ([[バーン/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|ボロスバーン]]) |
2014年9月17日 (水) 11:03時点における版
プロツアー「マジック2015」/Pro Tour Magic 2015は、2014年にアメリカ・オレゴン州のポートランドで開催された、スタンダードとブースター・ドラフトのプロツアー。
基本セット2015が参入しても、やはりメタゲームの中心に存在するのは黒単信心。初日から最多の使用者数を擁し、ベスト8には残らなかったものの安定した結果を残した。
特筆すべき点として、基本セット2015からコイロスの洞窟/Caves of Koilosを得たことで安定性を増したオルゾフミッドレンジの活躍が挙げられる。公式統計でも高い2日目進出率を誇り、ベスト8に2名を送り込んだ。
優勝したのは青白コントロールを使用したIvan Floch。メインデッキの勝ち手段は変わり谷/Mutavaultか思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thoughtの奥義、あるいは1枚の不死の霊薬/Elixir of Immortalityを利用したライブラリーアウト待ちという極端な長期戦構成が話題を呼んだ。
基本セット2015の影響は、まず対抗色ペインランド参入による多色デッキのマナ基盤の安定化が大きい。ベスト8に残ったプレイヤーの多くからメタゲームへ影響を与えたカードとしてコイロスの洞窟/Caves of Koilos、戦場の鍛冶場/Battlefield Forgeが挙げられた。個別のカードでは、ジャンドプレインズウォーカーズなどに採用された世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker、新たなタイプの赤単アグロを産んだゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster、赤単アグロやバーンなどに組み込まれたかき立てる炎/Stoke the Flamesなどが挙げられる。
- 日本人では、前回のプロツアー「ニクスへの旅」に引き続き、市川佑樹がベスト8入賞を果たしている。
- 全日程を通じてニコニコ動画において日本人向け生放送配信が行われた。
- マジック・プロツアー殿堂顕彰者3名が発表され、日本人からは三原槙仁が選ばれた。
基本データ
- 日時:2014年8月1日~8月3日
- 会場:Portland Expo Center
- フォーマット:混合
- 1日目:ブースター・ドラフト(基本セット2015)3回戦、スタンダード(基本セット2014+基本セット2015+ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック)5回戦
- 2日目:ブースター・ドラフト3回戦、スタンダード5回戦
- 3日目(決勝ラウンド):スタンダード
- 参加者数:359名
上位入賞者
- 優勝 Ivan Floch (アゾリウスコントロール)
- 準優勝 Jackson Cunningham (セレズニアアグロ)
- 第3位 Pierre-Christophe Mondon (ジャンドプレインズウォーカーズ)
- 第4位 Owen Turtenwald (オルゾフミッドレンジ)
- 第5位 Patrick Cox (ナヤアグロ)
- 第6位 市川佑樹 (ジャンドプレインズウォーカーズ)
- 第7位 William Jensen (オルゾフミッドレンジ)
- 第8位 Matthew Sperling (ボロスバーン)
参考
- FLOCH IMMORTALIZED AT PRO TOUR (WotC、英語)
- プロツアー「マジック2015」 イベントカバレージ (WotC、日本語)
- トーナメント記録
2014シーズン | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ワールド・ウィーク | 世界選手権 - ワールドカップ(東京予選 - 名古屋予選 - 大阪予選) | ||||||||
プロツアー | 神々の軍勢(バレンシア) - ニクスへの旅(アトランタ) - マジック2015(ポートランド) - タルキール覇王譚(ホノルル) | ||||||||
グランプリ |
| ||||||||
その他 | SSSチャンピオンシップ - ヴィンテージ - レガシー - 日本レガシー | ||||||||
1995-1996・1996-1997・1997-1998・1998-1999・1999-2000・2000-2001・2001-2002・2002-2003・2003-2004・2004-2005・2006・ 2007・2008・2009・2010・2011・2012・2013・2014・2015・2016・2017・2018・2019・2020・2020-2021・2021-2022・2022-2023・2023-2024・2024-2025 |