激浪の複製機/Riptide Replicator
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(5人の利用者による、間の6版が非表示) | |||
2行: | 2行: | ||
[[トークン]]生成[[アーティファクト]]。 | [[トークン]]生成[[アーティファクト]]。 | ||
− | [[ | + | [[タイプ的]]が奨励された[[オンスロート・ブロック]]らしく、[[色]]や[[サイズ]]だけでなく[[クリーチャー・タイプ]]も選べる。[[ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor]]と[[ヴォルラスの研究室/Volrath's Laboratory]]を足したような[[カード]]である。 |
− | 問題はその[[重い|重さ]] | + | 問題はその[[重い|重さ]]。ファイレクシアの処理装置と違って、普通に使うとサイズは[[唱える]]際の[[マナ]]の量で決まるので、満足な大きさのトークンを出すのにはかなり苦労する。[[蓄積カウンター]]を使用するので、[[地核搾り/Coretapper]]や[[解体作業/Dismantle]]を併用すると面白いかもしれない。 |
− | [[陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers]]を有した[[黒コントロール]] | + | [[陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers]]を有した[[黒コントロール]]が、大量のマナをこれに使用していたこともあった。 |
− | + | *「[[無色]]」を指定することはできない(無色は[[色]]ではないため)。 | |
− | *[[トークン]]の[[パワー]] | + | *[[トークン]]の[[パワー/タフネス]]は、そのトークンが[[戦場に出る]]時点で固定される。後から置かれている蓄積カウンターの数が変わっても、[[戦場]]にあるトークンの[[P/T]]は変わらない。 |
+ | *マナ・コストに([[X]])と固定値の[[不特定マナ]]を含むカードはいくつかあるが、無色のカードはこれが初である<ref>[https://scryfall.com/search?q=m%3Ax+m%3E%3D1&order=color&dir=desc Scryfall検索結果 m:x m>=1 order:color direction:desc]</ref>。 | ||
==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
− | '''激浪の複製機'''/''Riptide Replicator''は[[激浪計画/Riptide Project]] | + | '''激浪の複製機'''/''Riptide Replicator''は[[激浪計画/Riptide Project]]の一環として作られた装置(device)。[[クリーチャー]]の型(creature-molding)に遺伝粘液(genetic goo)を流し込んでクリーチャーを複製する。{{Gatherer|id=40198}}では[[セファリッド]]の魔術師が装置を操作して[[スリヴァー]]の複製実験を行っている。 |
+ | |||
+ | *このカードの[[絵|イラスト]]は、これが収録された[[オンスロート]]の次の[[エキスパンション|セット]]である[[レギオン]]にスリヴァーが再登場することを予告していた<ref>{{Wayback|url=http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/arcana/1040|date=20090913023242|title=Riptide's Secret Experiment : Daily MTG}}</ref>。 | ||
− | + | ==脚注== | |
+ | <references /> | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[激浪計画/Riptide Project]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[激浪計画/Riptide Project]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
− | |||
*[[カード個別評価:オンスロート]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:オンスロート]] - [[レア]] |
2024年6月15日 (土) 18:27時点における最新版
Riptide Replicator / 激浪の複製機 (X)(4)
アーティファクト
アーティファクト
激浪の複製機が戦場に出るに際し、色1つとクリーチャー・タイプ1つを選ぶ。
激浪の複製機はその上に蓄積(charge)カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
(4),(T):X/Xの選ばれた色とタイプのクリーチャー・トークンを1体生成する。Xは、激浪の複製機の上の蓄積カウンターの数である。
タイプ的が奨励されたオンスロート・ブロックらしく、色やサイズだけでなくクリーチャー・タイプも選べる。ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processorとヴォルラスの研究室/Volrath's Laboratoryを足したようなカードである。
問題はその重さ。ファイレクシアの処理装置と違って、普通に使うとサイズは唱える際のマナの量で決まるので、満足な大きさのトークンを出すのにはかなり苦労する。蓄積カウンターを使用するので、地核搾り/Coretapperや解体作業/Dismantleを併用すると面白いかもしれない。
陰謀団の貴重品室/Cabal Coffersを有した黒コントロールが、大量のマナをこれに使用していたこともあった。
- 「無色」を指定することはできない(無色は色ではないため)。
- トークンのパワー/タフネスは、そのトークンが戦場に出る時点で固定される。後から置かれている蓄積カウンターの数が変わっても、戦場にあるトークンのP/Tは変わらない。
- マナ・コストに(X)と固定値の不特定マナを含むカードはいくつかあるが、無色のカードはこれが初である[1]。
[編集] ストーリー
激浪の複製機/Riptide Replicatorは激浪計画/Riptide Projectの一環として作られた装置(device)。クリーチャーの型(creature-molding)に遺伝粘液(genetic goo)を流し込んでクリーチャーを複製する。イラストではセファリッドの魔術師が装置を操作してスリヴァーの複製実験を行っている。
[編集] 脚注
- ↑ Scryfall検索結果 m:x m>=1 order:color direction:desc
- ↑ Riptide's Secret Experiment : Daily MTG - Wayback Machine(2009年9月13日アーカイブ分)