エルフの神秘家/Elvish Mystic
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
Aerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録) |
|||
(1人の利用者による、間の1版が非表示) | |||
8行: | 8行: | ||
*シンプルな名前の同型再版とした意図は、[[カード名]]に地名を含まないことで、先達が持つ「[[ドミナリア/Dominaria]]の[[ラノワール/Llanowar]]、あるいは[[フィンドホーン/Fyndhorn]]にしか登場できない」という問題を解決するためである。[[Doug Beyer]]は、『[[デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ]]』のような特定の[[次元/Plane]]をテーマとする[[デッキ]]に入れたり、[[基本セット]]以外のセットに[[再録]]したりする際に役立つと語っている<ref>[https://dougbeyermtg.tumblr.com/post/52066238233/i-just-saw-elvish-mystic-is-part-of-the-m14-sample I just saw Elvish Mystic is part of the M14 Sample…](A Voice for Vorthos [[2013年]]6月3日)</ref>。 | *シンプルな名前の同型再版とした意図は、[[カード名]]に地名を含まないことで、先達が持つ「[[ドミナリア/Dominaria]]の[[ラノワール/Llanowar]]、あるいは[[フィンドホーン/Fyndhorn]]にしか登場できない」という問題を解決するためである。[[Doug Beyer]]は、『[[デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ]]』のような特定の[[次元/Plane]]をテーマとする[[デッキ]]に入れたり、[[基本セット]]以外のセットに[[再録]]したりする際に役立つと語っている<ref>[https://dougbeyermtg.tumblr.com/post/52066238233/i-just-saw-elvish-mystic-is-part-of-the-m14-sample I just saw Elvish Mystic is part of the M14 Sample…](A Voice for Vorthos [[2013年]]6月3日)</ref>。 | ||
− | **ただ、[[マジック・オリジン]]以降は[[本流のセット]]で1マナの[[マナ・クリーチャー]]を作らない方針になってしまった<ref>[https://web.archive.org/web/20220808015422/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/standard-power-level-2016-02-05 A Standard Power Level(Internet Archive)]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0016442/ スタンダードのパワー・レベル](Latest Developments [[2016年]]2月5日 Sam Stoddard著)</ref> | + | **ただ、[[マジック・オリジン]]以降は[[本流のセット]]で1マナの[[マナ・クリーチャー]]を作らない方針になってしまった<ref>[https://web.archive.org/web/20220808015422/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/standard-power-level-2016-02-05 A Standard Power Level(Internet Archive)]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0016442/ スタンダードのパワー・レベル](Latest Developments [[2016年]]2月5日 Sam Stoddard著)</ref>ことから、再録を意図した存在でありながら再録の機会に恵まれないという本末転倒気味な結果に。むしろ本家のラノワールのエルフは「ドミナリアゆかりで注目される再録カード」として[[ドミナリア]]に収録され<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0030528/ 『ドミナリア』での話 その3]([[Making Magic]] [[2018年]]5月1日 文:[[Mark Rosewater]])</ref>、次元の制限がない[[ファウンデーションズ]]でもおそらく似た理由で[[セラの天使/Serra Angel]]や[[シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon]]ともども再録されている。汎用的なカードとして再設計されたがゆえにフレイバーの乏しさから再録を逃し続けている、と思えば不遇な存在である([[マナ・クリーチャー#バランスの変遷]]の項も参照)。 |
==脚注== | ==脚注== |
2025年1月7日 (火) 01:21時点における最新版
クリーチャー・タイプまで一致した、ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesおよびフィンドホーンのエルフ/Fyndhorn Elvesの同型再版。
ラノワールのエルフと同様に、各種フォーマットにおいてビートダウンデッキにおけるマナ加速役として活躍している。フィンドホーンのエルフがそうであったように、カード名を参照するカードへの対策として、それらの内の数枚がこれに差し替えられることもある。基本的な性能に関してはラノワールのエルフ/Llanowar Elvesの項を参照のこと。
シングルトン制フォーマットではフィンドホーンのエルフに次ぐ3枚目のラノワールのエルフとして重宝される存在。統率者戦では3枚揃って採用されることも多い。
- シンプルな名前の同型再版とした意図は、カード名に地名を含まないことで、先達が持つ「ドミナリア/Dominariaのラノワール/Llanowar、あるいはフィンドホーン/Fyndhornにしか登場できない」という問題を解決するためである。Doug Beyerは、『デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ』のような特定の次元/Planeをテーマとするデッキに入れたり、基本セット以外のセットに再録したりする際に役立つと語っている[1]。
- ただ、マジック・オリジン以降は本流のセットで1マナのマナ・クリーチャーを作らない方針になってしまった[2]ことから、再録を意図した存在でありながら再録の機会に恵まれないという本末転倒気味な結果に。むしろ本家のラノワールのエルフは「ドミナリアゆかりで注目される再録カード」としてドミナリアに収録され[3]、次元の制限がないファウンデーションズでもおそらく似た理由でセラの天使/Serra Angelやシヴ山のドラゴン/Shivan Dragonともども再録されている。汎用的なカードとして再設計されたがゆえにフレイバーの乏しさから再録を逃し続けている、と思えば不遇な存在である(マナ・クリーチャー#バランスの変遷の項も参照)。
[編集] 脚注
- ↑ I just saw Elvish Mystic is part of the M14 Sample…(A Voice for Vorthos 2013年6月3日)
- ↑ A Standard Power Level(Internet Archive)/スタンダードのパワー・レベル(Latest Developments 2016年2月5日 Sam Stoddard著)
- ↑ 『ドミナリア』での話 その3(Making Magic 2018年5月1日 文:Mark Rosewater)
[編集] 参考
- 壁紙 (Daily MTG)
- カード個別評価:基本セット2015 - コモン
- カード個別評価:基本セット2014 - コモン
- カード個別評価:時のらせんリマスター - 旧枠加工カード
- カード個別評価:エクスプローラー・アンソロジー1 - コモン
- Secret Lair Drop Series: Artist Series: Magali Villeneuve