甘歯村の断罪人、グレタ/Greta, Sweettooth Scourge
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+ | 惨劇より15年後、グレタは魔女狩りとして成長した。彼女はペットの鷹――ハンロン/Hanlonの名を亡き片割れから受け継いでいる――の力を借り、闇の魔法を探し出しては正義の裁きを執行する。ダンバロウの強大な[[人間/Human#魔女/Witch|魔女/Witch]]達すら、数多くの同胞を屠った彼女の名を聞けば震え出す。今のグレタの望みは、甘歯村を作り出した魔女を探し出し、この手で引導を渡すことである。 | ||
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+ | *モチーフは、[[Wikipedia:ja:グリム童話|グリム童話]]『[[Wikipedia:ja:ヘンゼルとグレーテル|ヘンゼルとグレーテル]]』の主人公の片割れ、グレーテル。親に捨てられたヘンゼルとグレーテルのきょうだいは[[お菓子の小屋/Gingerbread Cabin|お菓子でできた家]]を発見するが、そこは[[アガサ/Agatha|人食い魔女]]の住処だった。ヘンゼルが食べられそうになるも、グレーテルの機転で魔女は[[魔女のかまど/Witch's Oven|かまど]]に突き落とされ、二人は無事生還する。 | ||
+ | *エルドレインの森の公式紹介動画では、モチーフを同じくする[[知りたがりの二人/Curious Pair]]が写された後に[[貪る甘味大口/Devouring Sugarmaw]]に食べられる人間が写り、最後にグレタのカード画像が表示されるという演出があった<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=IVjQF0jsPnE Fairy Tales With a Twist | Wilds of Eldraine Debut | Magic: The Gathering](公式Youtubeチャンネル [[2023年]]8月16日)</ref>。 | ||
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+ | ===[[イラスト]]に登場=== | ||
+ | ;エルドレインの森 | ||
+ | :[[おかわり/Back for Seconds]] | ||
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+ | ===登場記事・登場作品=== | ||
+ | *[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/ten-stories-tall Ten Stories Tall]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037269/ 全高10話]([[Making Magic]] 2023年9月25日 [[Mark Rosewater]]著) | ||
+ | *MTGアリーナの豆知識(エルドレインの森期) | ||
+ | *『エルドレインの森』ワールドガイド展示資料([https://mtg-jp.com/30th/ 30th Anniversary CELEBRATION TOKYO]、英語) | ||
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+ | ==脚注== | ||
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==参考== | ==参考== | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0037172/ 『エルドレインの森』のトークン]([[Daily MTG]] [[2023年]]8月24日) | ||
+ | *[[僻境/The Wilds#甘歯村/Sweettooth Village|甘歯村/Sweettooth Village]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:エルドレインの森]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:エルドレインの森]] - [[アンコモン]] | ||
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2023年10月14日 (土) 05:29時点における最新版
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
甘歯村の断罪人、グレタが戦場に出たとき、食物(Food)トークン1つを生成する。(それは「(2),(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。」を持つアーティファクトである。)
(緑),食物1つを生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。起動はソーサリーとしてのみ行う。
(1)(黒),食物1つを生け贄に捧げる:カード1枚を引き、1点のライフを失う。
マジック版『ヘンゼルとグレーテル』のグレーテルである、伝説の人間・戦士。エルドレインの森の黒緑の指針アンコモンとして、食物で強化やドローできる起動型能力を持つ。
自前で食物を1つ生成できるため、最低でも計「4マナ3/3+クリーチャー1体に+1/+1カウンター」か「5マナ3/3キャントリップ」の分割払いとして振る舞うことができる。もちろん他の食物生成手段があればより強力になる。
+1/+1カウンター1個とカード1枚では基本的に後者の方が価値は高いため、基本的にはドローを優先して起動し、+1/+1カウンターは必要な時だけ用いるようにしたい。ただしドローに使いすぎて他の食物参照カードの弾が無くなっては本末転倒なので、本当に食物を消費してでも今引くべきかは吟味したい。
エルドレインの森リミテッド範囲では同じくアンコモンの菓子の復讐の夜/Night of the Sweets' Revengeとの相性が良く、強化能力を実質マナ消費無しで起動できるようになる。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
エルドレインの森の2色の伝説のクリーチャーサイクル。稀少度はアンコモン。リミテッドの指針アンコモンでもあり、それぞれの2色のアーキタイプと童話に対応している。
- 麻痺海溝のシャレー/Sharae of Numbing Depths(白青、相手クリーチャーのタップ、雪の女王)
- 悪夢に追われる者、ネヴァ/Neva, Stalked by Nightmares(白黒、協約、白雪姫)
- 夢見る決闘者、オビラ/Obyra, Dreaming Duelist(青黒、フェアリー、眠れる森の美女)
- 見習い魔術師、ジョハン/Johann, Apprentice Sorcerer(青赤、スペル、魔法使いの弟子)
- 大群の笛吹き、トーテンタンズ/Totentanz, Swarm Piper(黒赤、ネズミ、ハーメルンの笛吹き男)
- 甘歯村の断罪人、グレタ/Greta, Sweettooth Scourge(黒緑、食物、ヘンゼルとグレーテル)
- 勇敢な追跡者、ルビー/Ruby, Daring Tracker(赤緑、パワー4以上、赤ずきん)
- パーティー破り、アッシュ/Ash, Party Crasher(赤白、祝祭、シンデレラ)
- 救世主、アーモント卿/Syr Armont, the Redeemer(緑白、オーラ、美女と野獣)
- 度胸ある冒険者、トロヤン/Troyan, Gutsy Explorer(緑青、マナ総量5以上、ジャックと豆の木)
[編集] ストーリー
グレタ/Gretaはエルドレイン/Eldraineの人間/Human。女性(イラスト)。
幼いころ、グレタとハンロン/Hanlonのきょうだいは親の農場から遠出してしまい、ダンバロウ/Dunbarrowの森で迷子になってしまった。空腹と恐怖に怯える二人は、突然漂ってきたジンジャーブレッドの甘い匂いに誘われる。だが導かれた先は甘歯村/Sweettooth Villageの中心部で、生きたキャンディの怪物が二人を襲った。グレタは逃げ切れたが、ハンロンは餌食になってしまった。
惨劇より15年後、グレタは魔女狩りとして成長した。彼女はペットの鷹――ハンロン/Hanlonの名を亡き片割れから受け継いでいる――の力を借り、闇の魔法を探し出しては正義の裁きを執行する。ダンバロウの強大な魔女/Witch達すら、数多くの同胞を屠った彼女の名を聞けば震え出す。今のグレタの望みは、甘歯村を作り出した魔女を探し出し、この手で引導を渡すことである。
- モチーフは、グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』の主人公の片割れ、グレーテル。親に捨てられたヘンゼルとグレーテルのきょうだいはお菓子でできた家を発見するが、そこは人食い魔女の住処だった。ヘンゼルが食べられそうになるも、グレーテルの機転で魔女はかまどに突き落とされ、二人は無事生還する。
- エルドレインの森の公式紹介動画では、モチーフを同じくする知りたがりの二人/Curious Pairが写された後に貪る甘味大口/Devouring Sugarmawに食べられる人間が写り、最後にグレタのカード画像が表示されるという演出があった[1]。
[編集] フレイバー・テキストに登場
[編集] イラストに登場
- エルドレインの森
- おかわり/Back for Seconds
[編集] 登場記事・登場作品
- Ten Stories Tall/全高10話(Making Magic 2023年9月25日 Mark Rosewater著)
- MTGアリーナの豆知識(エルドレインの森期)
- 『エルドレインの森』ワールドガイド展示資料(30th Anniversary CELEBRATION TOKYO、英語)
[編集] 脚注
- ↑ Fairy Tales With a Twist | Wilds of Eldraine Debut | Magic: The Gathering(公式Youtubeチャンネル 2023年8月16日)