悲哀吸い/Woeleecher

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(誤字修整)
 
(3人の利用者による、間の4版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Woeleecher}}
 
{{#card:Woeleecher}}
  
主に[[リミテッド]]でだが、渋い働きをする[[エレメンタル]]。まず[[頑強]][[クリーチャー]]が、コイツが生きているだけで無限に復活してくる上、復活するたびに2点のライフ回復が約束される。[[台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks]]とタッグを組まれると、[[アタック]]すると逆にライフが回復されるという詐欺くささ。
+
[[クリーチャー]]から[[-1/-1カウンター]]を吸い取って[[ライフ]]に換える[[エレメンタル]]。これ単体ではほとんど意味を成さないが、他のカードとの[[シナジー]]で本領を発揮する。たとえば、一度墓地から蘇った[[頑強]]クリーチャーを手軽に再度復活可能状態にした上、2点のライフを[[回復]]できる。[[台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks]]とタッグを組むと、[[攻撃]]されても逆にライフが増えるという状況に。
  
大抵のクリーチャーの[[萎縮]]による攻撃や、[[ヒル結び/Leech Bonder]]や[[増え続ける荒廃/Incremental Blight]]などの[[-1/-1カウンター]][[除去]]によって即死しないだけの[[タフネス]]を持っているため、中途半端に-1/-1カウンターを置くと逆にライフ回復のタネにされてしまう。また仲間のカウンターを次々と吸っていってしまうため、完全に除去しなければじりじりと全て元通りになってしまう。
+
[[萎縮]][[ダメージ]]や、[[ヒル結び/Leech Bonder]]や[[増え続ける荒廃/Incremental Blight]]などの[[-1/-1カウンター]][[除去]]によって即死しないだけの[[タフネス]]を持っているため、中途半端に置かれた-1/-1カウンターを逆にライフ回復のタネにできる。また仲間のカウンターを次々と吸っていってしまうため、完全に除去しなければじりじりと全て元通りにすることも。
  
さらに、[[バレントンの衛生兵/Barrenton Medic]]や[[燃えがらもやの卑劣漢/Cinderhaze Wretch]]などの-1/-1カウンターを置くことで使用できる能力を持つクリーチャーと相性がいい。
+
さらに、[[バレントンの衛生兵/Barrenton Medic]]や[[燃えがらもやの卑劣漢/Cinderhaze Wretch]]などの-1/-1カウンターを置くことで使用できる能力を持つクリーチャーと相性がいい。[[対戦相手]]の-1/-1カウンターを利用するクリーチャーからカウンターを奪い去ってしまうのもいいだろう。
  
他のカードとの[[シナジー]]が強力なのだが、これ単体ではほとんど意味を成さないため構築での活躍は難しいか。
+
このように[[リミテッド]]では活躍する可能性を秘めたカードだが、[[カードプール]]が広い[[構築]]での活躍は難しいか。
  
*[[沈む感覚/Sinking Feeling]]と組み合わせれば(1)(白)の続く限りライフを2点づつ回復する、回復マシーンに早変わり。リミテッドでは実現しやすいコンボである。
+
また[[ドラフト]]では[[重い|重く]]、サイズや安定性に欠けるため、10手目以降に流れてくるクリーチャーの代表格になっている。
 +
嵌ればとことん強力なため、安定して長期戦に持ち込めるデッキが出来たのなら採用の価値はある。
 +
 
 +
*[[沈む感覚/Sinking Feeling]]と組み合わせれば(1)(白)の続く限りライフを2点ずつ回復する、回復マシーンに早変わり。リミテッドでは実現しやすい[[コンボ]]である。
 +
*[[根の壁/Wall of Roots]]のカウンターを取り除くことはできない。あちらで用いられるカウンターは[[-0/-1カウンター]]。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:シャドウムーア]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:シャドウムーア]] - [[コモン]]

2013年9月14日 (土) 00:20時点における最新版


Woeleecher / 悲哀吸い (5)(白)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)

(白),(T):クリーチャー1体を対象とし、それの上に置かれている-1/-1カウンターを1個取り除く。そうした場合、あなたは2点のライフを得る。

3/5

クリーチャーから-1/-1カウンターを吸い取ってライフに換えるエレメンタル。これ単体ではほとんど意味を成さないが、他のカードとのシナジーで本領を発揮する。たとえば、一度墓地から蘇った頑強クリーチャーを手軽に再度復活可能状態にした上、2点のライフを回復できる。台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finksとタッグを組むと、攻撃されても逆にライフが増えるという状況に。

萎縮ダメージや、ヒル結び/Leech Bonder増え続ける荒廃/Incremental Blightなどの-1/-1カウンター除去によって即死しないだけのタフネスを持っているため、中途半端に置かれた-1/-1カウンターを逆にライフ回復のタネにできる。また仲間のカウンターを次々と吸っていってしまうため、完全に除去しなければじりじりと全て元通りにすることも。

さらに、バレントンの衛生兵/Barrenton Medic燃えがらもやの卑劣漢/Cinderhaze Wretchなどの-1/-1カウンターを置くことで使用できる能力を持つクリーチャーと相性がいい。対戦相手の-1/-1カウンターを利用するクリーチャーからカウンターを奪い去ってしまうのもいいだろう。

このようにリミテッドでは活躍する可能性を秘めたカードだが、カードプールが広い構築での活躍は難しいか。

またドラフトでは重く、サイズや安定性に欠けるため、10手目以降に流れてくるクリーチャーの代表格になっている。 嵌ればとことん強力なため、安定して長期戦に持ち込めるデッキが出来たのなら採用の価値はある。

[編集] 参考

QR Code.gif