Didgeridoo
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この[[カード]]が作られた当時使えたミノタウルスのほとんどは、[[マナ総量]]が3、4あたり。普通に[[召喚]]しようがこれの[[能力]]で出そうが、マナ量的にはあまり差はないことになるが、4マナに偏った[[マナカーブ]]を3マナ域に補正し、安定感を増すことができるとも言える。反面、普通の[[マナ・アーティファクト]]よりは[[軽い]]ものの、複数並べても意味が薄い。「[[打ち消す|カウンター]]されづらい」、「[[インスタント・タイミング]]で戦場に出せる」、「[[マナ・コスト]]の[[色拘束]]を無視できる」というのが重要。 | この[[カード]]が作られた当時使えたミノタウルスのほとんどは、[[マナ総量]]が3、4あたり。普通に[[召喚]]しようがこれの[[能力]]で出そうが、マナ量的にはあまり差はないことになるが、4マナに偏った[[マナカーブ]]を3マナ域に補正し、安定感を増すことができるとも言える。反面、普通の[[マナ・アーティファクト]]よりは[[軽い]]ものの、複数並べても意味が薄い。「[[打ち消す|カウンター]]されづらい」、「[[インスタント・タイミング]]で戦場に出せる」、「[[マナ・コスト]]の[[色拘束]]を無視できる」というのが重要。 | ||
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**時を経た[[ラヴニカへの回帰ブロック]]にて、7マナのミノタウルスが2体登場した([[ミノタウルスの攻め手/Minotaur Aggressor]]、[[ボロスの布陣者/Boros Battleshaper]])。なんと4マナも踏み倒せるため、[[ファンデッキ]]を作るなら採用を検討したい。 | **時を経た[[ラヴニカへの回帰ブロック]]にて、7マナのミノタウルスが2体登場した([[ミノタウルスの攻め手/Minotaur Aggressor]]、[[ボロスの布陣者/Boros Battleshaper]])。なんと4マナも踏み倒せるため、[[ファンデッキ]]を作るなら採用を検討したい。 | ||
*これを出して[[ハルマゲドン/Armageddon]]を撃つ、という[[セラマゲドン]]タイプの亜種を「牛丼」と呼ぶとか呼ばないとかというコラムが[[RPGマガジン]]に掲載されたことがある。 | *これを出して[[ハルマゲドン/Armageddon]]を撃つ、という[[セラマゲドン]]タイプの亜種を「牛丼」と呼ぶとか呼ばないとかというコラムが[[RPGマガジン]]に掲載されたことがある。 | ||
− | * | + | *Didgeridoo([[Wikipedia:ja:ディジュリドゥ|ディジュリドゥ]])とは、オーストラリアのアボリジニの民族楽器。長い木の筒に息を吹き込みながら演奏する。非常に独特な音が出る。 |
** ギリシャ神話に由来するミノタウルスとは全く無関係であり、それどころかヨーロッパ人が入植する以前のオーストラリアには[[雄牛|牛]]すらいなかった。しかしディジュリドゥの音色は牛を惹きつけることが知られているので、それを参考にした効果かも知れない。 | ** ギリシャ神話に由来するミノタウルスとは全く無関係であり、それどころかヨーロッパ人が入植する以前のオーストラリアには[[雄牛|牛]]すらいなかった。しかしディジュリドゥの音色は牛を惹きつけることが知られているので、それを参考にした効果かも知れない。 | ||
*[[アクームの怒り、モラウグ/Moraug, Fury of Akoum]]の登場後、[[レガシー]]で[[赤単プリズン]]や[[ペインター・グラインドストーン|赤単ペインター]]に重量級ミノタウルスと共に導入した[[デッキ]]が現れた。[[再録禁止カード]]であることもあり、[[シングルカード]]価格が高騰している。 | *[[アクームの怒り、モラウグ/Moraug, Fury of Akoum]]の登場後、[[レガシー]]で[[赤単プリズン]]や[[ペインター・グラインドストーン|赤単ペインター]]に重量級ミノタウルスと共に導入した[[デッキ]]が現れた。[[再録禁止カード]]であることもあり、[[シングルカード]]価格が高騰している。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[ | + | *[[18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time]] 第43位 |
*[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]]) | *[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]]) | ||
*[[カード個別評価:ホームランド]] - [[アンコモン]]1 | *[[カード個別評価:ホームランド]] - [[アンコモン]]1 |
2024年6月20日 (木) 20:23時点における最新版
タイプ的を1つのテーマにしていたホームランドらしい、タイプ的支援アーティファクト。3マナ支払うことで、手札にあるミノタウルスを戦場に出すことができる。
このカードが作られた当時使えたミノタウルスのほとんどは、マナ総量が3、4あたり。普通に召喚しようがこれの能力で出そうが、マナ量的にはあまり差はないことになるが、4マナに偏ったマナカーブを3マナ域に補正し、安定感を増すことができるとも言える。反面、普通のマナ・アーティファクトよりは軽いものの、複数並べても意味が薄い。「カウンターされづらい」、「インスタント・タイミングで戦場に出せる」、「マナ・コストの色拘束を無視できる」というのが重要。
- それまでは4マナが最大だったがミラージュ・ブロック、インベイジョン・ブロックで5マナのミノタウルスが追加され、このカードの有用性も増した。また、ローウィンで追加された多相パーマネントも同じく5マナが最大。
- 時を経たラヴニカへの回帰ブロックにて、7マナのミノタウルスが2体登場した(ミノタウルスの攻め手/Minotaur Aggressor、ボロスの布陣者/Boros Battleshaper)。なんと4マナも踏み倒せるため、ファンデッキを作るなら採用を検討したい。
- これを出してハルマゲドン/Armageddonを撃つ、というセラマゲドンタイプの亜種を「牛丼」と呼ぶとか呼ばないとかというコラムがRPGマガジンに掲載されたことがある。
- Didgeridoo(ディジュリドゥ)とは、オーストラリアのアボリジニの民族楽器。長い木の筒に息を吹き込みながら演奏する。非常に独特な音が出る。
- ギリシャ神話に由来するミノタウルスとは全く無関係であり、それどころかヨーロッパ人が入植する以前のオーストラリアには牛すらいなかった。しかしディジュリドゥの音色は牛を惹きつけることが知られているので、それを参考にした効果かも知れない。
- アクームの怒り、モラウグ/Moraug, Fury of Akoumの登場後、レガシーで赤単プリズンや赤単ペインターに重量級ミノタウルスと共に導入したデッキが現れた。再録禁止カードであることもあり、シングルカード価格が高騰している。
[編集] 参考
- 18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time 第43位
- 再録禁止カード一覧(再録禁止カード)
- カード個別評価:ホームランド - アンコモン1
- カード個別評価:Masters Edition 3 - アンコモン