苔犬/Mossdog
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− | [[ | + | [[対戦相手]]から[[対象]]に選ばれるたびに[[強化]]される[[クリーチャー]]。 |
− | + | 一応相手にしてみれば対象にしづらいクリーチャーということになるが、実際はほぼ何でもない[[能力]]である。まずこれ自身が1/1であるため、対処しなくてもあまり困らない。また、強化されても1回ならまだ2/2なので、2/2クリーチャーを[[除去]]する感覚で行けばやはり問題無い。[[バウンス]]や[[闇への追放/Dark Banishing]]など[[タフネス]]に無関係な除去なら影響は無いし、[[火力]]の場合も[[炎の印章/Seal of Fire]]など2点以上のものを使えばよい。[[マスティコア/Masticore]]の射撃能力のような1点ずつのダメージでは除去できないが、それで困ることは稀だろう。 | |
− | 火力を[[カウンター]]や[[巨大化/Giant Growth]] | + | 火力を[[打ち消す|カウンター]]や[[巨大化/Giant Growth]]などで数回凌げば[[赤]]にとっては厄介かもしれないが、つまりそれだけの補助が無いと厳しいということである。 |
− | *[[ラヴニカ:ギルドの都]] | + | *[[Ben Bleiweiss]]が[[2004年]]に発表した[[18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time|ワーストカードランキング]]では59位。他にランクインしているクリーチャーと言えば、[[マナ・コスト]]が重すぎであったり、デメリットがきつすぎるのばっかりだが、これは(ほぼ無意味とは言え)メリット能力には違いないし、所詮は1コストだし、とりあえて居て邪魔な存在ではないのにも関わらず、[[柳のエルフ/Willow Elf]]あたりの[[バニラ]]な1マナ1/1クリーチャーを差し置いてランクインしてしまっている。 |
+ | **[[The 100 Worst Magic: The Gathering Cards Of All Time|2022年のランキング]]では無事(?)ランクインを免れた。 | ||
+ | *初出時の[[クリーチャー・タイプ]]は[[猟犬]]のみだったが、[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[ファンガス]]が追加された。その後、[[2008年]]1月18日の[[オラクル]]更新でファンガスは[[植物]]に変更された。さらに、[[基本セット2021]]発売に伴う[[2020年のオラクル更新#2020年6月のオラクル更新|2020年6月のオラクル更新]]により猟犬は[[犬]]に変更され、植物・犬になった(猟犬は[[廃止されたクリーチャー・タイプ|廃止]])。 | ||
+ | *[[ラヴニカ:ギルドの都]]にこの[[カード]]の[[名前]]を冠する[[大いなる苔犬/Greater Mossdog]]が登場した。しかし、能力にはあまり関係が見られないようだ。 | ||
+ | **さらに後年の[[ドラゴンの迷路]]では新たに[[のたうつ苔犬/Thrashing Mossdog]]が登場。こちらは大いなる苔犬と[[マナ・コスト]]や[[サイズ]]が似通っている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[ | + | *[[18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time]] 第59位 |
*[[カード個別評価:ネメシス]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:ネメシス]] - [[コモン]] | ||
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+ | [[Category:テキストが正常でないカード]] |
2024年9月29日 (日) 22:44時点における最新版
WHISPERのテキストには誤りがあります。「苔犬の上に+1/+1カウンター1個置く。」は「苔犬の上に+1/+1カウンターを1個置く。」と読み替えてください。
一応相手にしてみれば対象にしづらいクリーチャーということになるが、実際はほぼ何でもない能力である。まずこれ自身が1/1であるため、対処しなくてもあまり困らない。また、強化されても1回ならまだ2/2なので、2/2クリーチャーを除去する感覚で行けばやはり問題無い。バウンスや闇への追放/Dark Banishingなどタフネスに無関係な除去なら影響は無いし、火力の場合も炎の印章/Seal of Fireなど2点以上のものを使えばよい。マスティコア/Masticoreの射撃能力のような1点ずつのダメージでは除去できないが、それで困ることは稀だろう。
火力をカウンターや巨大化/Giant Growthなどで数回凌げば赤にとっては厄介かもしれないが、つまりそれだけの補助が無いと厳しいということである。
- Ben Bleiweissが2004年に発表したワーストカードランキングでは59位。他にランクインしているクリーチャーと言えば、マナ・コストが重すぎであったり、デメリットがきつすぎるのばっかりだが、これは(ほぼ無意味とは言え)メリット能力には違いないし、所詮は1コストだし、とりあえて居て邪魔な存在ではないのにも関わらず、柳のエルフ/Willow Elfあたりのバニラな1マナ1/1クリーチャーを差し置いてランクインしてしまっている。
- 2022年のランキングでは無事(?)ランクインを免れた。
- 初出時のクリーチャー・タイプは猟犬のみだったが、2007年9月サブタイプ変更でファンガスが追加された。その後、2008年1月18日のオラクル更新でファンガスは植物に変更された。さらに、基本セット2021発売に伴う2020年6月のオラクル更新により猟犬は犬に変更され、植物・犬になった(猟犬は廃止)。
- ラヴニカ:ギルドの都にこのカードの名前を冠する大いなる苔犬/Greater Mossdogが登場した。しかし、能力にはあまり関係が見られないようだ。
- さらに後年のドラゴンの迷路では新たにのたうつ苔犬/Thrashing Mossdogが登場。こちらは大いなる苔犬とマナ・コストやサイズが似通っている。