棚卸し/Take Inventory

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蓄積した知識と比べると、[[ソーサリー]]になってしまった上に[[対戦相手]]の[[墓地]]を参照できなくなった。もちろん対戦相手から利用されることもなくなったわけだが、トータルでは弱体化したと言える。しかし登場時の[[スタンダード]]では[[青]]のドローが決して強くないことに加え、[[溺墓での天啓/Epiphany at the Drownyard]]や[[偏った幸運/Fortune's Favor]]等の[[シナジー]]が見込める[[カード]]も多いため、[[構築]]で採用されることもあった。
 
蓄積した知識と比べると、[[ソーサリー]]になってしまった上に[[対戦相手]]の[[墓地]]を参照できなくなった。もちろん対戦相手から利用されることもなくなったわけだが、トータルでは弱体化したと言える。しかし登場時の[[スタンダード]]では[[青]]のドローが決して強くないことに加え、[[溺墓での天啓/Epiphany at the Drownyard]]や[[偏った幸運/Fortune's Favor]]等の[[シナジー]]が見込める[[カード]]も多いため、[[構築]]で採用されることもあった。
  
*「take inventory」には「棚卸しする、在庫を調べる」以外に、より汎用的な「(状況・状態を)評価する、判断する」という意味もある。同じ[[カード名]][[再録]]時に違う意味で使われることもあるが、[[異界月]]版は{{Gatherer|id=414371}}を見るに後者であり[[誤訳]]に近い。
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[[リミテッド]]では基本的に[[アンプレイアブル]]と考えるべきだが、ドラフトの場合、ほかに欲しいカードがないとき気持ち早めに[[ピック]]しておくぐらいの価値はある。無理なく4枚以上集まったらさすがに強いからだ(リミテッドに[[4枚制限ルール]]はないため、あるだけ入れていい)。ただし[[デッキ]]が少し遅くなり、カード枚数のバランスも通常と大きく変わるため、それなりの調整は必須となる。
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*[[基本セット2021]]では、そのまま[[インスタント]]になった[[上位互換]]の[[大慌ての棚卸し/Frantic Inventory]]が登場。[[カード名]]もこちらを意識したものになっている。
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*「take inventory」には「棚卸しする、在庫を調べる」以外に、より汎用的な「(状況・状態を)評価する、判断する」という意味もある。同じカード名が[[再録]]時に違う意味で使われることもあるが、[[異界月]]版は{{Gatherer|id=415709}}を見るに後者であり[[誤訳]]に近い。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/eldritch-perfect-part-1-2016-07-11 Eldritch Perfect, Part 1]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0017131/# 異界の完成 その1]([[Daily MTG]]、Making Magic、文:[[Mark Rosewater]]、訳:[[米村薫]])
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/eldritch-perfect-part-1-2016-07-11 Eldritch Perfect, Part 1 ]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0017131/ 異界の完成 その1] (Making Magic 2016年7月11日 [[Mark Rosewater]])
 
*[[カード個別評価:異界月]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:異界月]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:イニストラードを覆う影リマスター]] - [[コモン]]

2023年3月20日 (月) 18:54時点における最新版


Take Inventory / 棚卸し (1)(青)
ソーサリー

カードを1枚引き、その後カードを、あなたの墓地にある《棚卸し/Take Inventory》という名前のカードの枚数に等しい枚数引く。


蓄積した知識/Accumulated Knowledgeリメイクにあたるドロー呪文

蓄積した知識と比べると、ソーサリーになってしまった上に対戦相手墓地を参照できなくなった。もちろん対戦相手から利用されることもなくなったわけだが、トータルでは弱体化したと言える。しかし登場時のスタンダードではのドローが決して強くないことに加え、溺墓での天啓/Epiphany at the Drownyard偏った幸運/Fortune's Favor等のシナジーが見込めるカードも多いため、構築で採用されることもあった。

リミテッドでは基本的にアンプレイアブルと考えるべきだが、ドラフトの場合、ほかに欲しいカードがないとき気持ち早めにピックしておくぐらいの価値はある。無理なく4枚以上集まったらさすがに強いからだ(リミテッドに4枚制限ルールはないため、あるだけ入れていい)。ただしデッキが少し遅くなり、カード枚数のバランスも通常と大きく変わるため、それなりの調整は必須となる。

[編集] 参考

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