エイスリオス/Athreos
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− | 死者を[[死の国/The Underworld]]へと導く案内人にして、定命の者の世界と死の国を隔てる「世界を取り巻く大河/The Rivers That Ring the World」の渡し守。他の神々が互いに争ったり、気に入った定命の者を贔屓にしたりと良くも悪くも「人間くさい」神であるのに対し、彼はただただ職務に忠実な神であり、みすぼらしくなりながらも、黙々と熱心に自らの役割を果たし続けている。彼にとってはいかなる者も平等な存在である<ref name="vv_82092978887">[ | + | 死者を[[死の国/The Underworld]]へと導く案内人にして、定命の者の世界と死の国を隔てる「世界を取り巻く大河/The Rivers That Ring the World」の渡し守。他の神々が互いに争ったり、気に入った定命の者を贔屓にしたりと良くも悪くも「人間くさい」神であるのに対し、彼はただただ職務に忠実な神であり、みすぼらしくなりながらも、黙々と熱心に自らの役割を果たし続けている。彼にとってはいかなる者も平等な存在である<ref name="vv_82092978887">[https://dougbeyermtg.tumblr.com/post/82092978887/is-it-just-me-or-is-athreos-the-most-practically Is it just me, or is Athreos the most practically...](A Voice for Vorthos 2014年4月8日 [[Doug Beyer]]著)</ref>。 |
彼は節くれ立った暗い色の木の杖を常に手にしている。この杖は水面に浮かべると、死者を乗せるための舟へと変化する。 | 彼は節くれ立った暗い色の木の杖を常に手にしている。この杖は水面に浮かべると、死者を乗せるための舟へと変化する。 | ||
テーロスでは、死者に粘土でできた葬送の仮面を被せるのが習わしとなっている。これによって死者の自己はエイスリオスのために「枠付け」され、エイスリオスが彼らを適切に送り届けられるようになる。 | テーロスでは、死者に粘土でできた葬送の仮面を被せるのが習わしとなっている。これによって死者の自己はエイスリオスのために「枠付け」され、エイスリオスが彼らを適切に送り届けられるようになる。 | ||
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====[[フレイバー・テキスト]]に登場==== | ====[[フレイバー・テキスト]]に登場==== | ||
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− | :エイスリオスの学者/Scholar of | + | :[[エイスリオスの学者/Scholar of Athreos]]、[[死の国の歩哨/Sentry of the Underworld]] |
;[[ニクスへの旅]] | ;[[ニクスへの旅]] | ||
:[[神々の神盾/Aegis of the Gods]]、[[タッサの激憤/Thassa's Ire]]、[[厳かな守護者/Grim Guardian]] | :[[神々の神盾/Aegis of the Gods]]、[[タッサの激憤/Thassa's Ire]]、[[厳かな守護者/Grim Guardian]] | ||
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+ | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/uncharted-realms/tragedy-2013-10-23 Tragedy]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/THS/0004416/ 悲劇](Uncharted Realms [[2013年]]10月23日 [[Jennifer Clarke Wilkes]]著) | ||
+ | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/uncharted-realms/planeswalkers-guide-journey-nyx-2014-04-02 Planeswalker's Guide to Journey into Nyx]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0008678/ プレインズウォーカーのための『ニクスへの旅』案内](Feature Article [[2014年]]4月2日 [[クリエイティブ・チーム|The Magic Creative Team]]著) | ||
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+ | ;[[テーロス還魂記]] | ||
+ | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/theros-beyond-death-story-cards-2019-12-16 The Theros Beyond Death Story on Cards]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/THB/0033636/ 『テーロス還魂記』ストーリーカード](Feature [[2019年]]12月16日 [[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|Wizards of the Coast]]著) | ||
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+ | ==その他== | ||
+ | *モチーフはギリシャ神話の登場人物、[[Wikipedia:ja:カローン|カローン]]<ref name="vv_82092978887" />。生者の世界と死者の世界を隔てる大河[[Wikipedia:ja:ステュクス|ステュクス]](またはその支流[[Wikipedia:ja:アケローン川|アケローン]])の渡し守であり、古代ギリシャではカローンに払う渡し賃として、死者の口の中に硬貨を含ませる習慣があった。 | ||
==脚注== | ==脚注== | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[背景世界/ストーリー用語]] | *[[背景世界/ストーリー用語]] |
2020年1月20日 (月) 23:13時点における最新版
- ヘリオッド/Heliod(白)
- タッサ/Thassa(青)
- エレボス/Erebos(黒)
- パーフォロス/Purphoros(赤)
- ナイレア/Nylea(緑)
- エファラ/Ephara(白青)
- フィナックス/Phenax(青黒)
- モーギス/Mogis(黒赤)
- クローティス/Klothys(赤緑)
- ケイラメトラ/Karametra(緑白)
- エイスリオス/Athreos(白黒)
- ケラノス/Keranos(青赤)
- ファリカ/Pharika(黒緑)
- イロアス/Iroas(赤白)
- クルフィックス/Kruphix(緑青)
- ゼナゴス/Xenagos(赤緑)
エイスリオス/Athreosはテーロス・ブロックのキャラクター。カードとしてはニクスへの旅の通行の神、エイスリオス/Athreos, God of Passageが初出。
目次 |
[編集] 解説
テーロス/Therosの神の一柱で、白と黒のマナに関連する小神。男性。痩せた体格で、顔と身体はボロボロの布に覆われている(イラスト)。
死者を死の国/The Underworldへと導く案内人にして、定命の者の世界と死の国を隔てる「世界を取り巻く大河/The Rivers That Ring the World」の渡し守。他の神々が互いに争ったり、気に入った定命の者を贔屓にしたりと良くも悪くも「人間くさい」神であるのに対し、彼はただただ職務に忠実な神であり、みすぼらしくなりながらも、黙々と熱心に自らの役割を果たし続けている。彼にとってはいかなる者も平等な存在である[1]。
彼は節くれ立った暗い色の木の杖を常に手にしている。この杖は水面に浮かべると、死者を乗せるための舟へと変化する。
テーロスでは、死者に粘土でできた葬送の仮面を被せるのが習わしとなっている。これによって死者の自己はエイスリオスのために「枠付け」され、エイスリオスが彼らを適切に送り届けられるようになる。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] カード名に登場
[編集] フレイバー・テキストに登場
- テーロス
- エイスリオスの学者/Scholar of Athreos、死の国の歩哨/Sentry of the Underworld
- ニクスへの旅
- 神々の神盾/Aegis of the Gods、タッサの激憤/Thassa's Ire、厳かな守護者/Grim Guardian
[編集] 登場作品・登場記事
- THEROS - PLANES/テーロス - 次元(公式サイト)
- Tragedy/悲劇(Uncharted Realms 2013年10月23日 Jennifer Clarke Wilkes著)
- Planeswalker's Guide to Journey into Nyx/プレインズウォーカーのための『ニクスへの旅』案内(Feature Article 2014年4月2日 The Magic Creative Team著)
[編集] その他
- モチーフはギリシャ神話の登場人物、カローン[1]。生者の世界と死者の世界を隔てる大河ステュクス(またはその支流アケローン)の渡し守であり、古代ギリシャではカローンに払う渡し賃として、死者の口の中に硬貨を含ませる習慣があった。
[編集] 脚注
- ↑ 1.0 1.1 Is it just me, or is Athreos the most practically...(A Voice for Vorthos 2014年4月8日 Doug Beyer著)