風変わりな果樹園/Exotic Orchard
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(統率者戦用セットが非正規の製品であるかのような書き方を修正。無色にも入らないので「単色以外」という書き方を週背い) |
|||
(5人の利用者による、間の6版が非表示) | |||
3行: | 3行: | ||
[[友なる石/Fellwar Stone]]の[[土地]]版。[[対戦相手]]の土地を参照する[[反射池/Reflecting Pool]]とも言える。 | [[友なる石/Fellwar Stone]]の[[土地]]版。[[対戦相手]]の土地を参照する[[反射池/Reflecting Pool]]とも言える。 | ||
− | + | [[あなた|自分]]の[[コントロール]]する土地を参照する反射池と異なり、生み出す[[色マナ]]を自分で調整しづらいので少し使いづらい。しかし、相手が[[事故]]っていない限りは何かしらの色マナは出せるので、まとめて[[引く|引いた]]ときでも反射池よりは安心できる。[[ヴィヴィッドランド]]を使うデッキが流行っていれば[[5色土地]]として使えるなど、[[メタゲーム]]次第の[[カード]]といえる。 | |
− | [[アラーラの断片ブロック]]では[[多色]]が推奨されていたこともあり、風変わりな果樹園も少なからず採用された。 | + | [[アラーラの断片ブロック]]では[[多色デッキ|多色]]が推奨されていたこともあり、風変わりな果樹園も少なからず採用された。 |
− | + | [[統率者戦]]など、対戦相手が多い[[多人数戦]]ではより使いやすい。[[固有色]]が4色~5色の[[統率者]]を使うデッキでよく採用される。とくに[[統率の塔/Command Tower]]の存在による恩恵が大きい。そのため[[2019年]]以降の[[統率者戦用セット]]の[[構築済みデッキ]]製品においては、固有色が2色以上のデッキにおける必須パーツのような扱いとなっており、多くの製品に収録されている。しかし[[ブースターパック]]製品のセットでは[[コンスピラシー:王位争奪]]で一度だけ再録されたのみで、[[本流のセット]]の収録がなかったため、[[ウォーハンマー40,000統率者デッキ]]が出るまでは[[プレミアム・カード|Foil]]版の入手が困難だった一枚。[[2024年]]現在でも初版およびコンスピラシー:王位争奪版のFoilは[[シングルカード]]価格が高い。 | |
+ | |||
+ | *「生み出すことのできる」マナは、ルール上定義されている用語であり、直感とややずれる場合もある。詳細は「[[生み出すことのできる]]」の項目を参照。 | ||
*友なる石と同じく、「いずれかの[[タイプ]]」ではなく「いずれかの色」なので[[無色マナ]]は出せない。反射池とは違うので注意。 | *友なる石と同じく、「いずれかの[[タイプ]]」ではなく「いずれかの色」なので[[無色マナ]]は出せない。反射池とは違うので注意。 | ||
+ | *対戦相手が土地を全くコントロールしていないとマナが出ないため、先行なのに反射池とこのカードをキープしたら一切マナが出ない、なんてことも。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[5色土地]] | ||
*[[カード個別評価:コンフラックス]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:コンフラックス]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:コンスピラシー:王位争奪]] - [[レア]] | ||
+ | *[[Secret Lair Drop Series/2023年#The '90s Binder Experience|Secret Lair Drop Series: The '90s Binder Experience]] |
2024年7月12日 (金) 20:12時点における最新版
友なる石/Fellwar Stoneの土地版。対戦相手の土地を参照する反射池/Reflecting Poolとも言える。
自分のコントロールする土地を参照する反射池と異なり、生み出す色マナを自分で調整しづらいので少し使いづらい。しかし、相手が事故っていない限りは何かしらの色マナは出せるので、まとめて引いたときでも反射池よりは安心できる。ヴィヴィッドランドを使うデッキが流行っていれば5色土地として使えるなど、メタゲーム次第のカードといえる。
アラーラの断片ブロックでは多色が推奨されていたこともあり、風変わりな果樹園も少なからず採用された。
統率者戦など、対戦相手が多い多人数戦ではより使いやすい。固有色が4色~5色の統率者を使うデッキでよく採用される。とくに統率の塔/Command Towerの存在による恩恵が大きい。そのため2019年以降の統率者戦用セットの構築済みデッキ製品においては、固有色が2色以上のデッキにおける必須パーツのような扱いとなっており、多くの製品に収録されている。しかしブースターパック製品のセットではコンスピラシー:王位争奪で一度だけ再録されたのみで、本流のセットの収録がなかったため、ウォーハンマー40,000統率者デッキが出るまではFoil版の入手が困難だった一枚。2024年現在でも初版およびコンスピラシー:王位争奪版のFoilはシングルカード価格が高い。
- 「生み出すことのできる」マナは、ルール上定義されている用語であり、直感とややずれる場合もある。詳細は「生み出すことのできる」の項目を参照。
- 友なる石と同じく、「いずれかのタイプ」ではなく「いずれかの色」なので無色マナは出せない。反射池とは違うので注意。
- 対戦相手が土地を全くコントロールしていないとマナが出ないため、先行なのに反射池とこのカードをキープしたら一切マナが出ない、なんてことも。
[編集] 参考
- 5色土地
- カード個別評価:コンフラックス - レア
- カード個別評価:コンスピラシー:王位争奪 - レア
- Secret Lair Drop Series: The '90s Binder Experience