アヴァブルックの町長/Mayor of Avabruck

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[[人間]]の[[ロード (俗称)|ロード]]から[[狼]]・[[狼男]]のロードに[[変身]]する狼男。[[背面]]はさらに狼・[[クリーチャー]]・[[トークン]]の生成[[能力]]も持つ。
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[[人間]]の[[ロード (俗称)|ロード]]から[[狼]]・[[狼男]]のロードに[[変身]]する狼男。[[第2面]]はさらに狼・[[クリーチャー]]・[[トークン]]の[[生成]][[能力]]も持つ。
  
一見ロードとしては不安定なようだが、[[イニストラード]]の狼男は全員が同じ変身条件を持っているため、基本的に全員が常に同じ面を上向きにしていると考えてよいので、実際には[[正面]]でも背面でも狼男のロードになる。また狼男は全員、正面時でも狼男の[[クリーチャー・タイプ]]を持つため、このカードが背面のときに後から[[戦場に出る|戦場に出て]]正面を向いた狼男も[[強化]]の恩恵を受けられるため、隙は少ないといえる。
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一見ロードとしては不安定なようだが、[[イニストラード]]の狼男は全員が同じ変身条件を持っているため、基本的に全員が常に同じ面を上向きにしていると考えてよいので、実際には[[第1面]]でも第2面でも狼男のロードになる。また狼男は全員、第1面状態でも狼男の[[クリーチャー・タイプ]]を持つため、このカードが第2面状態のときに後から[[戦場に出る|戦場に出て]]第1面を向いた狼男も[[強化]]の恩恵を受けられるため、隙は少ないといえる。
  
背面は毎[[ターン]]実質3/3のトークンを量産するため、単体でもかなりの脅威。変身したらしたで強力だと割り切って、狼男を用いない人間[[デッキ]]で採用する手もある。本体は1/1と貧弱ではあるが、2[[マナ]]のロードは貴重。ただしその場合、変身して人間への強化が失われても困らないようにしたい。たとえば[[モダン]]では狼トークン生成能力をもつ人間である[[野生の狩りの達人/Master of the Wild Hunt]]と共に使うとよいだろう。同[[ブロック (総称)|ブロック]]では[[ケッシグの檻破り/Kessig Cagebreakers]]、[[スタンダード]]なら[[肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind]]などが選択肢に入るか。
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第2面は毎[[ターン]]実質3/3のトークンを量産するため、単体でもかなりの脅威。変身したらしたで強力だと割り切って、狼男を用いない[[人間 (デッキ)|人間デッキ]]で採用する手もある。本体は1/1と貧弱ではあるが、2[[マナ]]のロードは貴重。ただしその場合、変身して人間への[[強化]]が失われても困らないようにしたい。たとえば[[モダン]]では狼トークン生成能力をもつ人間である[[野生の狩りの達人/Master of the Wild Hunt]]と共に使うとよいだろう。同[[ブロック (総称)|ブロック]]では[[ケッシグの檻破り/Kessig Cagebreakers]]、[[スタンダード]]なら[[肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind]]などが選択肢に入るか。
  
*この[[カード]]が背面になった後から戦場に出た狼男は正面でも[[強化]]が受けられるが、逆に[[戦場]]の狼男が全員背面のときにこのカードが戦場に出た場合、ロードとして機能しない(狼男は背面になると「人間」のクリーチャー・タイプを失っているものばかりのため)。このカードを真っ先に[[戦場]]に[[展開]]できるようデッキを工夫したい。
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*この[[カード]]が第2面になった後から戦場に出た狼男は第1面でも強化が受けられるが、逆に[[戦場]]の狼男が全員第2面のときにこのカードが戦場に出た場合、ロードとして機能しない(狼男は第2面になると「人間」のクリーチャー・タイプを失っているものばかりのため)。このカードを真っ先に[[戦場]]に[[展開]]できるようデッキを工夫したい。
 
*「Alpha/アルファ」とは、序列のある群れを作る動物(特にオオカミと、その性質を残したイヌ)における群れの第1位、リーダーのこと。昼間の顔は人間社会の長、夜の顔は狼男の群れの長というわけである。
 
*「Alpha/アルファ」とは、序列のある群れを作る動物(特にオオカミと、その性質を残したイヌ)における群れの第1位、リーダーのこと。昼間の顔は人間社会の長、夜の顔は狼男の群れの長というわけである。
 
**過去のカードでは[[ボス・カヴー/Alpha Kavu]]もこれを踏まえた訳であろう。
 
**過去のカードでは[[ボス・カヴー/Alpha Kavu]]もこれを踏まえた訳であろう。
 
*人間というクリーチャー・タイプが出現して以来、初の人間のロードである。
 
*人間というクリーチャー・タイプが出現して以来、初の人間のロードである。
 
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*[[イニストラード]]の[[プレリリース・トーナメント]]の[[プレリリース・カード]]である<ref>[https://web.archive.org/web/20211021002350/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/innistrad-game-day-2011-10-12 Innistrad Game Day](Arcana [[2011年]]10月12日 [[Monty Ashley]]著 リンク先画像消失)</ref><ref>[https://scryfall.com/card/pisd/193%E2%98%85/mayor-of-avabruck-howlpack-alpha カード画像](ScryFall)</ref>。
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==脚注==
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==参考==
 
==参考==
*[http://mtg-jp.com/reading/gekijo/002173/ 第30回:清水直樹のデッキ構築劇場・満月のデックコンストラクト]([[WotC]]、文:[[清水直樹]])
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*[https://mtg-jp.com/reading/gekijo/0003669/ 第30回:清水直樹のデッキ構築劇場・満月のデックコンストラクト]([[WotC]]、文:[[清水直樹]])
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/855 Wallpaper of the Week: Howlpack Alpha](壁紙・待受、[[WotC]])
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*[https://web.archive.org/web/20211023175501/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/alternate-mayors-2011-10-25 Alternate Mayors(Internet Archive)] ([[WotC]]、英語)
*[[アヴァブルック/Avabruck]]
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<!-- *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/wallpaper-week-howlpack-alpha-2011-12-02 Wallpaper of the Week: Howlpack Alpha](壁紙・待受、[[WotC]]) リンク切れ、Archiveもなし -->
*[[吠え群れ/Howlpack]]
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*[[アヴァブルック/Avabruck]]([[背景世界/ストーリー用語]])
*[[両面カード]]
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*[[狼男/Werewolf#吠え群れ/Howlpack|吠え群れ/Howlpack]](背景世界/ストーリー用語)
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*[[両面カード]] - [[変身する両面カード]]
 
*[[カード個別評価:イニストラード]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:イニストラード]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:イニストラードを覆う影リマスター]] - [[レア]](「過去の影」)

2023年3月22日 (水) 20:36時点における最新版


Mayor of Avabruck / アヴァブルックの町長 (1)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) アドバイザー(Advisor) 狼男(Werewolf)

あなたがコントロールする他の人間(Human)クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
各アップキープの開始時に、直前のターンに呪文が唱えられていなかった場合、アヴァブルックの町長を変身させる。

1/1
Howlpack Alpha / 吠え群れの頭目
〔緑〕 クリーチャー — 狼男(Werewolf)

あなたがコントロールする他の狼男(Werewolf)か狼(Wolf)である各クリーチャーはそれぞれ+1/+1の修整を受ける。
あなたの終了ステップの開始時に、緑の2/2の狼クリーチャー・トークンを1体生成する。
各アップキープの開始時に、直前のターンにプレイヤー1人が2つ以上の呪文を唱えていた場合、吠え群れの頭目を変身させる。

3/3

人間ロードから狼男のロードに変身する狼男。第2面はさらに狼・クリーチャートークン生成能力も持つ。

一見ロードとしては不安定なようだが、イニストラードの狼男は全員が同じ変身条件を持っているため、基本的に全員が常に同じ面を上向きにしていると考えてよいので、実際には第1面でも第2面でも狼男のロードになる。また狼男は全員、第1面状態でも狼男のクリーチャー・タイプを持つため、このカードが第2面状態のときに後から戦場に出て第1面を向いた狼男も強化の恩恵を受けられるため、隙は少ないといえる。

第2面は毎ターン実質3/3のトークンを量産するため、単体でもかなりの脅威。変身したらしたで強力だと割り切って、狼男を用いない人間デッキで採用する手もある。本体は1/1と貧弱ではあるが、2マナのロードは貴重。ただしその場合、変身して人間への強化が失われても困らないようにしたい。たとえばモダンでは狼トークン生成能力をもつ人間である野生の狩りの達人/Master of the Wild Huntと共に使うとよいだろう。同ブロックではケッシグの檻破り/Kessig Cagebreakersスタンダードなら肉体と精神の剣/Sword of Body and Mindなどが選択肢に入るか。

  • このカードが第2面になった後から戦場に出た狼男は第1面でも強化が受けられるが、逆に戦場の狼男が全員第2面のときにこのカードが戦場に出た場合、ロードとして機能しない(狼男は第2面になると「人間」のクリーチャー・タイプを失っているものばかりのため)。このカードを真っ先に戦場展開できるようデッキを工夫したい。
  • 「Alpha/アルファ」とは、序列のある群れを作る動物(特にオオカミと、その性質を残したイヌ)における群れの第1位、リーダーのこと。昼間の顔は人間社会の長、夜の顔は狼男の群れの長というわけである。
  • 人間というクリーチャー・タイプが出現して以来、初の人間のロードである。
  • イニストラードプレリリース・トーナメントプレリリース・カードである[1][2]

[編集] 脚注

  1. Innistrad Game Day(Arcana 2011年10月12日 Monty Ashley著 リンク先画像消失)
  2. カード画像(ScryFall)

[編集] 参考

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