鶴田慶之

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'''鶴田 慶之(つるた よしゆき)'''とは、黎明期より活躍した日本[[マジック]]界最大の功労者の1人。通称「導師」。
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'''鶴田 慶之'''(つるた よしゆき)は、東京の[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]][[プレイヤー]]。
  
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黎明期より活躍した、日本マジック界最大の功労者の1人である。通称は「'''導師'''」。
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==概要==
 
[[デッキ]]とは自作するもの、と言う風潮のときに、インターネットから最新鋭の[[デッキリスト]]を輸入した最初の人物でもある。
 
[[デッキ]]とは自作するもの、と言う風潮のときに、インターネットから最新鋭の[[デッキリスト]]を輸入した最初の人物でもある。
  
 
[[プレイヤー]]としては早々に一線を退いたものの、その後もライターとして多くの記事を執筆している。
 
[[プレイヤー]]としては早々に一線を退いたものの、その後もライターとして多くの記事を執筆している。
  
[[RPGマガジン]]のコラムなどで、「[[リソース]]」や「[[アドバンテージ]]」という概念を日本のプレイヤーに叩き込んだ功績はとても大きい。正に理論の「導師」である。
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[[RPGマガジン]]のコラムなどで、「[[リソース]]」や「[[アドバンテージ]]」という概念を日本のプレイヤーに叩き込んだ功績はとても大きい。正に理論の「導師」である。鶴田がマジックの記事で使用した用語としては「リソース」「([[ハンド・アドバンテージ|ハンド]]・[[カード・アドバンテージ|カード]]・[[ライフ・アドバンテージ|ライフ]]・[[ターン・アドバンテージ|ターン]])アドバンテージ」「[[ボードコントロール]]」「[[コスト・パフォーマンス]]」などがある。別のジャンルで使われている用語もあるが、「リソース」などの用語はマジックの記事で初めて見たと言う人も多いだろう。「[[テンポ・アドバンテージ]]」以外のほぼ全ての用語を持ち込んだと言ってよい。現在、マジックの記事を書いている日本人はその意味で「鶴田チルドレン」と言っても過言ではない。
鶴田導師がマジックの記事で使用した用語としては「リソース」「([[ハンド・アドバンテージ|ハンド]]・[[カード・アドバンテージ|カード]]・[[ライフ・アドバンテージ|ライフ]]・[[ターン・アドバンテージ|ターン]])アドバンテージ」「[[ボードコントロール]]」「[[コスト・パフォーマンス]]」などがある。
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別のジャンルで使われている用語もあるが、「リソース」などの用語はマジックの記事で初めて見たと言う人も多いだろう。
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[[テンポ・アドバンテージ]]」以外のほぼ全ての用語を持ち込んだと言っていい。
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現在、マジックの記事を書いている日本人はその意味で「鶴田チルドレン」と言っても過言ではない。
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また、[[メルカディアン・マスクス]]から[[フィフス・ドーン]]までの[[公式ハンドブック]]の執筆などに携わっていた。
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また、[[メルカディアン・マスクス]]から[[フィフス・ドーン]]までの[[公式ハンドブック]]の執筆などに携わっていた。その際、鶴田が良く使っていた〆のひとことが、「さあ、デッキを作ってみよう。」であった。
その際、鶴田氏が良く使っていた〆のひとことが、「さあ、デッキを作ってみよう。」であった。
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*[[プロフェシー]]の公式ハンドブックで、偶然ではあるが[[大いなるガルガドン/Greater Gargadon]]の登場を予言していた。
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**鶴田氏は自他共に認める「[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]](D&D)」のファンで、自らが執筆した公式ハンドブックの殆ど全てにおいて「[[キャントリップ]]」がD&D用語であると解説しているくらいである。「D&D」においては「レッサー・デーモン」&「グレーター・デーモン」の様にかなり多くの種族に「レッサー」と対になる「グレーター」名を冠したモンスターが登場するが、マジックの開発チームもD&Dファンであることは明白で、「これならグレーターも出るだろ」と予想するのは「D&D」ファンである鶴田導師には容易であったのではないだろうか。
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***ちなみに、熱烈なファンであることが高じてか現在はD&Dの翻訳に携わっている。
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*「ルールの神様」としても知られ、初期においてはその堪能な英語を駆使して、ルール面で揉めてしまった[[塚本俊樹]]氏をかばい、[[世界選手権97]]の[[ヘッド・ジャッジ]]だった[[Charlie Catino]]と渡り合って、見事塚本氏有利の裁定を引き出したりしている。
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*[[プロフェシー]]の公式ハンドブックで、偶然ではあるが[[大いなるガルガドン/Greater Gargadon]]の登場を予言していた。
*「マジック最強の[[カード]]は?」との問いに対する「[[山/Mountain|山]]か[[島/Island|島]]だな」との回答は「名言」として語られている。
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**鶴田は自他共に認める『[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]](D&D)』のファンで、自らが執筆した公式ハンドブックのほとんど全てにおいて「[[キャントリップ]]」が『D&D』用語であると解説しているくらいである。『D&D』においては「レッサー・デーモン」&「グレーター・デーモン」の様にかなり多くの種族に「レッサー」と対になる「グレーター」名を冠したモンスターが登場するが、マジックの開発チームもD&Dファンであることは明白で、「これならグレーターも出るだろ」と予想するのは『D&D』ファンである鶴田には容易であったのではないだろうか。
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***ちなみに、熱烈なファンであることが高じてか、現在は『D&D』の翻訳に携わっている。
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*「ルールの神様」としても知られ、[[世界選手権96]]ではその堪能な英語を駆使して、ルール面で揉めてしまった[[塚本俊樹]]をかばい、(後に[[世界選手権97]]の[[ヘッド・ジャッジ]]を務める)[[Charlie Catino]]と渡り合って当時唯一のレベル5ジャッジの[[Tom Wylie]]を引きずり出す事に成功し、見事塚本側有利の裁定を引き出したりしている。
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*「マジック最強の[[カード]]は?」との問いに対する「[[山/Mountain|山]]か[[島/Island|島]]だな」との回答は「名言」として語られている。
  
 
==主な戦績==
 
==主な戦績==
*[http://www.wizards.com/sideboard/article.asp?x=results/GPTOKYO97 1997年GP東京] ベスト4
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*[[グランプリ東京97]] ベスト4
*1997年アジア太平洋選手権代表選考会 4位
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*[[アジア太平洋選手権97]]代表選考会 4位
*[[日本選手権96]] 3位
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*[[日本選手権96]] 3位
  
 
==代表的なデッキ==
 
==代表的なデッキ==
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==参考==
 
==参考==
*[http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~arthur/ 暁の鷹](鶴田氏のホームページ)
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*[https://web.archive.org/web/20090918184522/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/tsuruta/20050929/index.html 「導師つるた」があの頃を語る]
*[http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/tsuruta/20050929/index.html 「導師つるた」があの頃を語る]
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*[https://web.archive.org/web/20090523042630/http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/jpfeature/20021116a 日本昔話 後編]
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*[https://web.archive.org/web/20090522034457/http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/jpfeature/20021105a 日本昔話 前編]
 
*[[マジック:ザ・ギャザリングデッキ大全集]]
 
*[[マジック:ザ・ギャザリングデッキ大全集]]
 
*[[マジック:ザ・ギャザリングデッキ大全集Vol.2]]
 
*[[マジック:ザ・ギャザリングデッキ大全集Vol.2]]

2024年1月14日 (日) 08:17時点における最新版

鶴田 慶之(つるた よしゆき)は、東京のマジックプレイヤー

黎明期より活躍した、日本マジック界最大の功労者の1人である。通称は「導師」。

目次

[編集] 概要

デッキとは自作するもの、と言う風潮のときに、インターネットから最新鋭のデッキリストを輸入した最初の人物でもある。

プレイヤーとしては早々に一線を退いたものの、その後もライターとして多くの記事を執筆している。

RPGマガジンのコラムなどで、「リソース」や「アドバンテージ」という概念を日本のプレイヤーに叩き込んだ功績はとても大きい。正に理論の「導師」である。鶴田がマジックの記事で使用した用語としては「リソース」「(ハンドカードライフターン)アドバンテージ」「ボードコントロール」「コスト・パフォーマンス」などがある。別のジャンルで使われている用語もあるが、「リソース」などの用語はマジックの記事で初めて見たと言う人も多いだろう。「テンポ・アドバンテージ」以外のほぼ全ての用語を持ち込んだと言ってよい。現在、マジックの記事を書いている日本人はその意味で「鶴田チルドレン」と言っても過言ではない。

また、メルカディアン・マスクスからフィフス・ドーンまでの公式ハンドブックの執筆などに携わっていた。その際、鶴田が良く使っていた〆のひとことが、「さあ、デッキを作ってみよう。」であった。

  • プロフェシーの公式ハンドブックで、偶然ではあるが大いなるガルガドン/Greater Gargadonの登場を予言していた。
    • 鶴田は自他共に認める『ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)』のファンで、自らが執筆した公式ハンドブックのほとんど全てにおいて「キャントリップ」が『D&D』用語であると解説しているくらいである。『D&D』においては「レッサー・デーモン」&「グレーター・デーモン」の様にかなり多くの種族に「レッサー」と対になる「グレーター」名を冠したモンスターが登場するが、マジックの開発チームもD&Dファンであることは明白で、「これならグレーターも出るだろ」と予想するのは『D&D』ファンである鶴田には容易であったのではないだろうか。
      • ちなみに、熱烈なファンであることが高じてか、現在は『D&D』の翻訳に携わっている。
  • 「ルールの神様」としても知られ、世界選手権96ではその堪能な英語を駆使して、ルール面で揉めてしまった塚本俊樹をかばい、(後に世界選手権97ヘッド・ジャッジを務める)Charlie Catinoと渡り合って当時唯一のレベル5ジャッジのTom Wylieを引きずり出す事に成功し、見事塚本側有利の裁定を引き出したりしている。
  • 「マジック最強のカードは?」との問いに対する「だな」との回答は「名言」として語られている。

[編集] 主な戦績

[編集] 代表的なデッキ

[編集] 参考

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