露滴のスパイ/Dewdrop Spy
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2009年11月30日 (月) 07:21時点における版
Dewdrop Spy / 露滴のスパイ (1)(青)(青)
クリーチャー — フェアリー(Faerie) ならず者(Rogue)
クリーチャー — フェアリー(Faerie) ならず者(Rogue)
瞬速
飛行
露滴のスパイが戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを見る。
色拘束が強くなり瞬速とプレイヤー1人のライブラリーの一番上を覗くCIP能力を得た風のドレイク/Wind Drake。
リミテッドでは色拘束こそ気になるものの、3マナ2/2、瞬速、飛行とコスト・パフォーマンスは上々。ローウィン・ブロックには激突などのライブラリーの一番上を参照するカードは多いので、CIP能力も役に立つことがあるだろう。
構築ではヴェンディリオン三人衆/Vendilion Cliqueがいるため活躍は厳しいか。
開発秘話
このカードは、タイプ行に3つのクリーチャー・タイプが書かれた初のカード・エイヴンの風読み/Aven Windreaderを基に、複数の職業の恩恵を得られるカードとしてデザインされたものであった。調整の結果、プレイテストのカードは以下のようになった。
非公式/非実在カード
Faerie Windreader (2)(青)クリーチャー ― フェアリー(Faerie) 兵士(Soldier) ウィザード(Wizard)
飛行
Faerie Windreaderがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはそのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを見てもよい。
タイプ行の複数の職業について、複雑性の増加はゲームプレイを深めるだけの価値があるのか、多相が「複数の部族の恩恵を得る」という役割をすでに果たしてるのではないか、リミテッドで自分のカードを整理する際、色や部族、職業で分けた後、複数の職業のために余分な束ができるのか、どのような基準でクリーチャーは2つの職業を持つべきなのか、といった大議論が起きた。
結果、複数の職業は廃案となり、フェアリーの特徴である瞬速とCIP能力の形に変更され、露滴のスパイへと至った。(→My First Ever Design Article参照)