闇の天使セレニア/Selenia, Dark Angel

提供：MTG Wiki

（版間での差分）
移動： 案内, 検索
(→訳語)
(フレイバーテキストの訂正はWotCではなくホビージャパンが出したものなので、「エラッタ」の単語の使用は避けます。)
1行： 1行：
 
{{#card:Selenia, Dark Angel}}
 
{{#card:Selenia, Dark Angel}}
  
−
[[セレニア/Selenia]]が[[ヴォルラス/Volrath]]の手下となった姿を[[カード]]化したものである。[[マルチカラー]]で[[伝説のクリーチャー]]の割にはあまり強い部類に入らないが、[[リミテッド]]では[[回避能力]]に加えて[[当て逃げ]]もできることから結構評価される。また、当時は[[カジュアルプレイヤー]]たちの間で[[セレニアゲドン]]に用いられた。
+
[[セレニア/Selenia]]が[[ヴォルラス/Volrath]]の手下となった姿を[[カード]]化したものである。[[飛行]]を持ち、2点の[[ライフ]]を[[支払う]]ことで、自身を[[手札]]に[[戻す]]ことができる。
  
−
*[[手札]]に[[戻す|戻る]][[能力]]は後の[[冬眠スリヴァー/Hibernation Sliver]]と同じものである。さらに、[[隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero]]も同じ手札に戻る能力を持っている。
+
[[多色]]かつ[[伝説のクリーチャー]]の割にはあまり強い部類に入らないが、[[リミテッド]]では[[回避能力]]に加えて[[戦闘]]や[[除去]]を回避できる（一時期は[[当て逃げ]]も可能だった）ことから結構評価される。また、当時は[[カジュアルプレイヤー]]たちの間で[[セレニアゲドン]]に用いられた。
−
*[[アポカリプス]]で[[荒廃の天使/Desolation Angel|大幅に強化されて]]帰ってきた。
+
  
 
==訳語==
 
==訳語==
−
日本語版では[[フレイバー・テキスト]]の[[誤訳/名訳|誤訳]]の方が有名で、能力は忘れ去られていることも多い。
+
日本語版では[[フレイバー・テキスト]]の[[誤訳/名訳|誤訳]]の方が有名で、[[能力]]は忘れ去られていることも多い。
−
:誤(要約)''「私は軽い。私は暗い」''→正''「私は明るい。私は暗い」''
+
{{フレイバーテキスト|'''私は軽いけれど、私は暗い。'''任務のために命を捧げなければならないが、死さえも私を解放してはくれない。||日本語版の闇の天使セレニア/Selenia, Dark Angel}}
−
darkを名詞的に意訳すれば''「私は光。私は闇」''(原文は''“I am light. I am dark.”'')
+
{{フレイバーテキスト|"'''I am light. I am dark.''' I must give my life to serve; not even death can release me."||英語版の闇の天使セレニア/Selenia, Dark Angel}}
  
−
「Light」という単語は「明るい」と「軽い(軽率？)」という意味がある。たしかに綴りは同じだが、ちょっとひどすぎる誤訳ではないだろうか。「明るい」の「あ」が抜けたまま変換して「軽い」になってしまった可能性もあるが。
+
「Light」という単語は「明るい」と「軽い（軽率？）」という意味がある。たしかに綴りは同じだが、ちょっとひどすぎる誤訳ではないだろうか。「明るい」の「あ」が抜けたまま変換して「軽い」になってしまった可能性もあるが。
−
*このフレーバーテキストには「[[エラッタ]]」が出ている。
+
*これに関しては、[[ホビージャパン]]からフレイバー・テキストを「'''私は光、私は闇'''」に変更する訂正が出された。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
 +
*手札に戻る能力は後の[[冬眠スリヴァー/Hibernation Sliver]]と同じものである。さらに、[[隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero]]も同じ手札に戻る能力を持っている。
 +
*[[アポカリプス]]では、この[[クリーチャー]]の映し身という設定の[[荒廃の天使/Desolation Angel]]が登場した。
 +
 
===サイクル===
 
===サイクル===
 
{{サイクル/テンペストの対抗色クリーチャー}}
 
{{サイクル/テンペストの対抗色クリーチャー}}
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[セレニア/Selenia]]（[[背景世界/ストーリー用語]]）
 
*[[セレニア/Selenia]]（[[背景世界/ストーリー用語]]）
−
*[[Selenia]]([[Vanguard]])
+
*[[Selenia]] （[[ヴァンガード]]）
 
*[[再録禁止カード一覧]]（[[再録禁止カード]]）
 
*[[再録禁止カード一覧]]（[[再録禁止カード]]）
 
*[[カード個別評価：テンペスト]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価：テンペスト]] - [[レア]]

2009年8月7日 (金) 14:38時点における版


Selenia, Dark Angel / 闇の天使セレニア (３)(白)(黒)
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 天使(Angel)

飛行
２点のライフを支払う：闇の天使セレニアをオーナーの手札に戻す。

3/3

セレニア/Seleniaがヴォルラス/Volrathの手下となった姿をカード化したものである。飛行を持ち、2点のライフを支払うことで、自身を手札に戻すことができる。

多色かつ伝説のクリーチャーの割にはあまり強い部類に入らないが、リミテッドでは回避能力に加えて戦闘や除去を回避できる（一時期は当て逃げも可能だった）ことから結構評価される。また、当時はカジュアルプレイヤーたちの間でセレニアゲドンに用いられた。

訳語

日本語版ではフレイバー・テキストの誤訳の方が有名で、能力は忘れ去られていることも多い。

私は軽いけれど、私は暗い。任務のために命を捧げなければならないが、死さえも私を解放してはくれない。
（出典：日本語版の闇の天使セレニア/Selenia, Dark Angel）
"I am light. I am dark. I must give my life to serve; not even death can release me."
（出典：英語版の闇の天使セレニア/Selenia, Dark Angel）

「Light」という単語は「明るい」と「軽い（軽率？）」という意味がある。たしかに綴りは同じだが、ちょっとひどすぎる誤訳ではないだろうか。「明るい」の「あ」が抜けたまま変換して「軽い」になってしまった可能性もあるが。

  • これに関しては、ホビージャパンからフレイバー・テキストを「私は光、私は闇」に変更する訂正が出された。

関連カード

サイクル

テンペストの対抗色2色のレア・クリーチャー・サイクル。

参考

「http://mtgwiki.com/wiki/%E9%97%87%E3%81%AE%E5%A4%A9%E4%BD%BF%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%8B%E3%82%A2/Selenia,_Dark_Angel」より作成
QR Code.gif