ゴルガリ豆の木

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'''ゴルガリ豆の木'''(''Golgari Beanstalk'')は、[[墓地]]にある[[クリーチャー]]・[[カード]]の枚数分だけ軽くなるカード群を主軸とした[[墓地]]利用系[[黒緑ビートダウン]]の一種。
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'''ゴルガリ豆の木'''(''Golgari Beanstalk'')は、[[墓地]]にある[[クリーチャー]]・[[カード]]の枚数分だけ軽くなるカード群を主軸とした[[墓地]]利用系[[黒緑ビートダウン]]の一種。'''ゴルガリ墓地利用'''(''Golgari Graveyard'')とも呼ばれる<ref>[https://magic.gg/news/pro-tour-aetherdrift-top-8-players-and-decks Pro Tour Aetherdrift Top 8 Players and Decks]/[https://mtg-jp.com/coverage/ptdft25/decklist/0038484/ (スタンダード)プロツアー『霊気走破』全プレイヤーデッキリスト]</ref>。
  
 
==団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期==
 
==団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期==
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基本構造は[[シミック・テラー|シミック豆の木]]と似ており、[[墓地]]に大量に[[クリーチャー]]を溜めることで[[コスト]]が軽くなった[[虚ろなる匪賊/Hollow Marauder]]や[[鞘破りの群れ/Huskburster Swarm]]などを出して殴る変則的[[ビートダウン]]である。同様の条件で軽く唱えられる[[やり場のない悔恨/Overwhelming Remorse]]によって、[[対戦相手]]の盤面に触ることも可能である。
 
基本構造は[[シミック・テラー|シミック豆の木]]と似ており、[[墓地]]に大量に[[クリーチャー]]を溜めることで[[コスト]]が軽くなった[[虚ろなる匪賊/Hollow Marauder]]や[[鞘破りの群れ/Huskburster Swarm]]などを出して殴る変則的[[ビートダウン]]である。同様の条件で軽く唱えられる[[やり場のない悔恨/Overwhelming Remorse]]によって、[[対戦相手]]の盤面に触ることも可能である。
  
デッキコンセプト上[[クリーチャー]]以外の[[カード]]の採用を最小限にする必要があるため、[[墓地]][[肥やす|肥やし]]手段としても[[ベイルマークの大主/Overlord of the Balemurk]]をはじめとする[[クリーチャー]]を用いるのが特徴である。また虚ろなる匪賊・鞘破りの群れややり場のない悔恨といった、見かけ上の[[マナ総量]]が大きい[[呪文]]を多用する[[デッキ]]であるため、[[ドローエンジン]]として[[豆の木をのぼれ/Up the Beanstalk]]を採用している。
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デッキコンセプト上[[クリーチャー]]以外の[[カード]]の採用を最小限にする必要があるため、[[かじりつく害獣/Gnawing Vermin]][[ベイルマークの大主/Overlord of the Balemurk]]などの[[クリーチャー]]によって[[墓地]][[肥やす|肥やし]]を行うのが特徴である。また虚ろなる匪賊・鞘破りの群れややり場のない悔恨といった、見かけ上の[[マナ総量]]が大きい[[呪文]]を多用する[[デッキ]]であるため、[[ドローエンジン]]として[[豆の木をのぼれ/Up the Beanstalk]]を採用している。
  
 
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*[[霊気走破]]で継続的に[[切削]]可能な[[マナ・クリーチャー]]として[[脱皮の世話人/Molt Tender]]を獲得し、大幅に強化された。
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*[[霊気走破]]からの新戦力として、継続的に[[切削]]可能な[[マナ・クリーチャー]]である[[脱皮の世話人/Molt Tender]]を採用している。
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==脚注==
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*[[黒緑ビートダウン]]
 
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[[Category:エルドレインの森~サンダー・ジャンクションの無法者を含むスタンダードデッキ]]
 
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[[Category:ブルームバロウ~ダスクモーン:戦慄の館を含むスタンダードデッキ]]
 
[[Category:ブルームバロウ~ダスクモーン:戦慄の館を含むスタンダードデッキ]]
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[[Category:霊気走破~ファイナルファンタジーを含むスタンダードデッキ]]

2025年2月24日 (月) 00:13時点における最新版

ゴルガリ豆の木(Golgari Beanstalk)は、墓地にあるクリーチャーカードの枚数分だけ軽くなるカード群を主軸とした墓地利用系黒緑ビートダウンの一種。ゴルガリ墓地利用(Golgari Graveyard)とも呼ばれる[1]

目次

[編集] 団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期


Huskburster Swarm / 鞘破りの群れ (7)(黒)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) 昆虫(Insect)

この呪文を唱えるためのコストは、追放領域にありあなたがオーナーであるクリーチャー・カードやあなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき(1)少なくなる。
威迫、接死

6/6


Up the Beanstalk / 豆の木をのぼれ (1)(緑)
エンチャント

豆の木をのぼれが戦場に出たとき、ならびに、あなたがマナ総量が5以上である呪文1つを唱えるたび、カード1枚を引く。


基本構造はシミック豆の木と似ており、墓地に大量にクリーチャーを溜めることでコストが軽くなった虚ろなる匪賊/Hollow Marauder鞘破りの群れ/Huskburster Swarmなどを出して殴る変則的ビートダウンである。同様の条件で軽く唱えられるやり場のない悔恨/Overwhelming Remorseによって、対戦相手の盤面に触ることも可能である。

デッキコンセプト上クリーチャー以外のカードの採用を最小限にする必要があるため、かじりつく害獣/Gnawing Verminベイルマークの大主/Overlord of the Balemurkなどのクリーチャーによって墓地肥やしを行うのが特徴である。また虚ろなる匪賊・鞘破りの群れややり場のない悔恨といった、見かけ上のマナ総量が大きい呪文を多用するデッキであるため、ドローエンジンとして豆の木をのぼれ/Up the Beanstalkを採用している。

[編集] サンプルリスト

[編集] 霊気走破後

Golgari Beanstalk(Standard:DMU-DFT) [1]
土地 (20)
4 花盛りの湿地/Blooming Marsh
1 森/Forest
3 ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
4 沼/Swamp
4 地底の遺体安置所/Underground Mortuary
4 ウェイストウッドの境界/Wastewood Verge
クリーチャー (32)
4 陥没穴の偵察/Cenote Scout
2 キチン質の墓地歩き/Chitin Gravestalker
4 かじりつく害獣/Gnawing Vermin
2 苦難の収穫者/Harvester of Misery
4 虚ろなる匪賊/Hollow Marauder
4 鞘破りの群れ/Huskburster Swarm
4 脱皮の世話人/Molt Tender
4 ベイルマークの大主/Overlord of the Balemurk
4 迷いし者の魂/Souls of the Lost
呪文 (8)
4 やり場のない悔恨/Overwhelming Remorse
4 豆の木をのぼれ/Up the Beanstalk
サイドボード (15)
1 切り崩し/Cut Down
1 強迫/Duress
1 苦難の収穫者/Harvester of Misery
2 機能不全ダニ/Haywire Mite
2 強情なベイロス/Obstinate Baloth
4 屑鉄撃ち/Scrapshooter
1 飢えた亡霊/Starving Revenant
3 恐怖の潮流/Terror Tide

[編集] 脚注

  1. Pro Tour Aetherdrift Top 8 Players and Decks/(スタンダード)プロツアー『霊気走破』全プレイヤーデッキリスト

[編集] 参考

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