侵入者への呪い/Trespasser's Curse
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2024年12月27日 (金) 13:21時点における最新版
Trespasser's Curse / 侵入者への呪い (1)(黒)
エンチャント — オーラ(Aura) 呪い(Curse)
エンチャント — オーラ(Aura) 呪い(Curse)
エンチャント(プレイヤー)
クリーチャーが1体、エンチャントされているプレイヤーのコントロール下で戦場に出るたび、そのプレイヤーは1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
エンチャントされたプレイヤーがクリーチャーを戦場に出すたびドレインできる呪い。
効く相手と効かない相手がはっきりしており、ほぼクリーチャーを使わないコントロールデッキには効かない一方でビートダウンデッキ、特にトークンデッキには劇的に刺さる。こちらがライフを得られるだけでなく対戦相手のライフを削れるので、ダメージレースにおいて有利になるだろう。とは言え効果は1点ずつという微々たるものなので、これだけに延命やフィニッシャーとしての役割を背負わせるのは流石に荷が重い。
構築では特に無限トークンコンボに対して有効なサイドボードで、スタンダードの有力な無限トークンコンボだったサヒーリコンボへの対策として注目されたが、アモンケット参入と同時に守護フェリダー/Felidar Guardianの禁止カード指定によりサヒーリコンボが消滅したためその役目を失ってしまった。それでもトークンデッキへのサイドボードとしてなら出番はあるだろう。
コモンとしてはやや珍しい効果のため、パウパーではリスストームやサディスト・コンボといったコンボデッキ対策としてしばしば採用される。
リミテッドでは最低限の延命やクロックとなり、クリーチャーを使わないデッキは少ないためまあまあ有用。大量にかき集めて重ね張りした場合のライフ・アドバンテージは圧巻である。
- もちろん自分にエンチャントすることもでき、その場合ライフを失うのも得るのもあなたである。状況起因処理前後でライフの増減がないため通常は意味がないが、「ライフを得た」「ライフを失った」ことにはなるため初期対応/First Responseや天使の協定/Angelic Accordなどを誘発させられる。この用途なら対戦相手に依存せず能動的に満たせるため相性は悪くない。
- カード名は禁じられた場所に侵入した者への呪いであると同時に、アモンケット/Amonkhet次元/Planeへの侵入者である王神がかけていった呪いでもあるというダブルミーニングである。
[編集] 参考
- Trespass/侵入(Magic Story 2017年5月10日 Michael Yichao著)
- カード個別評価:アモンケット - コモン
- カード個別評価:アモンケットリマスター - コモン